現代世界経済システム: グローバル市場主義とアメリカ・ヨーロッパ・東アジアの対応
- 八千代出版 (2004年10月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784842913452
作品紹介・あらすじ
世界経済は、1980年代以降の金融グローバル化の進展、冷戦体制崩壊に伴う大競争時代の幕開け、90年代後半のITブーム到来とそれに伴う金融活況の発生・崩壊を経て、今日新たな段階に入ろうとしている。こうした世界経済の構造変化の中にあって、主導していたのはアメリカであった。そのアメリカの最大の潜在的なライバルであるEU、経済成長の著しい東アジア諸国、その三極を軸に世界経済の現状や行方を、できる限りトータルかつ一貫した視覚から捉える。
感想・レビュー・書評
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WTOの交渉の場では、EUも自由化のルールを無理やり押し付ける権限は有していない。
ITバブル崩壊後のドル安の原因はアメリカではなく、アメリカ以外の国からの金融資産供給の低下、、アメリカ以外の諸国における金融・資本自由化が十分なレベルに達していないことにある。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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