人食いバラ (少女小説傑作選カラサワ・コレクション 1)

著者 :
  • ゆまに書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784843307342

作品紹介・あらすじ

大遺産を相続した、みなしごの英子を狙う少女・春美の魔の手!西条八十の幻の傑作ミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • 2009/02/01読了。
    友人に借りてたのを読み終わった。
    タイトルの「人食いバラ」がどんな妖怪でいつ登場するのかとどきどきしながら読んでたんだけど。

    最後まで登場しませんでした…。

    友人曰く「観念的なタイトルだよね」とのこと。
    詩人、西条八十先生らしく、タイトルの詩的な隠喩に満ちてるのね〜

    本文ですが、これが昭和の少女小説ってものかと感心した。
    唐沢俊一の的を射ているのか、邪魔なのかわからないつっこみが注としてついている。

    しかし白眉は巻末漫画の「からす沼の人魚」だと思う。

  • この少女小説傑作選は本当におもしろい!そして栄えある第一巻は「西条八十」のミステリー!

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著者プロフィール

1892年東京生まれ。早稲田大学卒。高踏的象徴詩をつくる一方、大正期の代表的童謡詩人でもあった。「東京行進曲」「東京音頭」「蘇州夜曲」などの作詞でも知られ、少女小説や評論でも活躍した。1970年没。

「2023年 『あらしの白ばと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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