川上音二郎欧米公演記録―付・貞奴の女優養成

著者 :
制作 : 倉田 喜弘 
  • ゆまに書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784843356814

作品紹介・あらすじ

日本演劇近代化の推進者である川上音二郎が貞奴とともに1899年から1908年にかけて行なった、四回にわたる欧米渡航・公演について、旅程、公演の様子、現地の文化人や政治家等との交流などを伝える川上の署名記事や記者による新聞記事を翻刻。音二郎と貞奴が欧米から何を学び、また欧米に何を伝えたかを跡づける。第三部では、貞奴の女優養成について資料を掲載。

本書の特色
●演劇近代化の中心人物である川上音二郎が欧米に何を学んだか、何を伝えたかを語る史料。
●現代で言う「ソフトパワー」外交の先駆である演劇公演や文化交流を知る。
●貞奴については、女優養成の思いと活動を伝える資料を掲載。
●編者の解説「川上音二郎総括」とあわせ、川上の業績を振り返る貴重な史料集。

著者プロフィール

一九三一年、大阪市生まれ。大阪市立大学経済学部卒。NHKに勤務。編著書:『一八八五年ロンドン日本人村』(朝日新聞社・一九八三年)、『日本近代思想大系18芸能』(岩波書店・一九八八年)、『近代日本芸能年表』全二巻(ゆまに書房・二〇一三年)、『川上音二郎欧米公演記録—付・貞奴の女優養成—』(ゆまに書房・二〇二〇年)、ほか多数。

「2020年 『くどきぶしの世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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