フォトグラファーズ・ハンドブック 写真家のための必修基礎知識

著者 :
  • 雷鳥社
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本棚登録 : 40
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844137641

作品紹介・あらすじ

はじめて一眼レフを手にする初心者から、プロカメラマンを目指す中・上級者までがしっかりと身に着けておきたい基礎・基本だけがぎっしり詰まった本ができました。
写真を撮影する際のカメラの設定、シャッター速度や感度など、写真を撮る際に大事な要素の基礎、カメラの構え方、機材の扱いかた、写真を編集する際の基本や展示を開く際のポイントまでを現役プロカメラマンがほかにはない文章量でじっくりと解説。
写真にはISO感度やシャッタースピードといった撮影情報も掲載。読み進めることで、写真家としての心構えがしっかりと身に付きます。

感想・レビュー・書評

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  • 写真の基本的な知識を確認する上で良くまとまっている

  • 写真のお勉強。特にデジタルカメラを前提とした知識が網羅的に収められていた。

    ・レンズの焦点距離に対し、手ブレを防ぐシャッター速度には一応の目安がある。それは「1/焦点距離(㎜)」秒という基準である。
    ・F値を大きくすると、絞り穴は小さくなる。
     F値を小さくすると、絞り穴は大きくなる。
    ・F値の場合、1段数値を大きくすると、取り込まれる光量は1/2になる。
    ・絞りを開けばボケ味が大きくなり、絞りを絞ればボケ味が小さくなるのだ。
    ・ピントの合う範囲自体を「被写界深度」という。
    ・ボケ味を演出する4つの方法
     ①F値を小さくすること
     ②レンズを望遠にすること
     ③ピントを合わせる被写体とカメラの距離を近づけること
     ④ピントを合わせる被写体と背景を離すこと
    ・近景から遠景まですべてにピントを合わせることを「パンフォーカス」という。
    ・写真を撮るために撮像素子やフィルム面に光を与える行為そのものを「露出」という。
    ・ISO感度は光を感知する度合いを数値で示したもの。数値が小さくなるほど低感度となり、数値が大きくなるほど高感度となる。
    ・露出補正
     白い被写体はプラス補正
     黒い被写体はマイナス補正

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著者プロフィール

1976年東京生まれ。明治学院大学社会学部社会福祉学科卒業。写真家テラウチマサト氏に師事。写真雑誌「PHaT PHOTO」の創刊に参画。2003年独立。人物を中心にさまざまな被写体を撮影する。近年はカメラ雑誌への寄稿、セミナー講師なども行っている。著書としてこれまでに40冊以上を手がけ、近著に「マンガでわかる! 写真の撮り方教室」「写真の撮り方ガイドブック」(いずれも玄光社)などがある。個展は72ギャラリー(2014年/東京京橋)、ポーラミュージアムアネックス(2015年/銀座)など。

「2020年 『フォトグラファーズ・ハンドブック 写真家のための必修基礎知識』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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