エンジニアとしての生き方 IT技術者たちよ、世界へ出よう! (インプレス選書)
- インプレス (2011年3月11日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844329947
作品紹介・あらすじ
筆者は、人気iPadアプリ「CloudReaders」「neu.Note」の開発者であり、米国ベンチャー企業の経営者でもある。そんな一人の在米日本人プログラマーが語る、人生観と若者達へのメッセージ。
感想・レビュー・書評
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エンジニアの生き方指南書。
ブログのまとめ。
何に生きるか改めて考える機会になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
開始日:2011/7/23
筆者のブログを普段から読んでおり、共感する点が多かった。この書籍からも多くのものを得た。
またプログラムを書きたくなった。会社用に購入する予定。 -
日本のIT業界に勤める人、これからIT業界に就職しようとする人なら、ぜひ読んで欲しい本。日本のITゼネコンの問題点や、ITエンジニアとしてのキャリアパスの考え方などが、具体的な例まで書かれていて、非常に今後の参考になる。
また、企業で働くエンジニアとしての生き方だけでなく、後半では経営者としてのエンジニアとしての生き方も紹介されているので、ITを使って、何らかのサービスを提供したいと考えている人にもオススメしたい本。 -
Windows95などの開発に関わった有名なエンジニアによる啓発的な本。
10年後の自分の生活レベルを決めるのは、会社の上司や経営者でも日本の政治家でもなく、自分自身だ、というのが最も伝えたいことらしい。(「はじめに」より) また、「一度しかない人生、思いっきり楽しもうぜ」という言葉も本書の主張をよく表わしていると思う。
エンジニアの置かれた環境が日本とグローバル世界とで全然違うことが分かり愕然とさせられる。日本の体制を嘆いても仕方ないので、著者の言うとおり自分の市場価値を高める努力を続けるしかないだろう。
エンジニアとしてモチベーションを高めるのに良い本なので今後も時々読み返そうと思う。
個人的には体言止めと誤字が多いのが気になった。(読んだのは初版なので、第2版以降では誤字は修正されているのかもしれないが。) -
Amazon でもブクログでもけっこう評価高い割には拍子抜けだった。ただ SE をレストランのウェイターに例える説明は秀逸。"Boys, be ambitious" を「若者よ、貪欲になれ!」としたのもいいなと思った。
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IT技術者たちよ、世界へ出よう。言葉だけなら意識高い系と揶揄されそうだが実際にNTTからマイクロソフトに転職して50歳を超えた今もベンチャーを立ち上げて第一線で活躍している著者が言うと説得力が違う。同じように生きられるかは分からないけど働き方や人生、ひいては日本という国について考えるきっかけになった。
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まぁ、自分でエンジニアが天職だと思えて、スキルアップが楽しくて、それが会社の業績につながるなら、これほどいいことはない。いまどきは、最後の部分よりも「世の中の役に立っているか?」ってところのほうがモチベーションに関わってくるような気がする。
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日本のIT業界の考察は面白くて、日本の「ITゼネコン」構造は本当につまらないし、悪循環だよなと。SIerのウォーターフォール型ってなんか効率悪いし、上流工程のエンジニアで変にプライドあるくせにコードがかけない人ってやっぱダサいなーと思ったり。
もっともっとエンジニアは尊敬されるべきだし、その能力を活かせる環境が増えるといいのになと思う。 -
めちゃくちゃ面白くて、とてもためになった。内容は、元々ブログに書いてあるものを本にしたものなので、節ごとのつながりは薄い。エンジニアとしてこれから、どう生きていくべきか、働いていくべきかが、経験に基づき述べてある。自分はちきりんのブログをよく読んでいるが、通じることが多々あった。自分の頭で考えること。好きなことを仕事にすること。世界を見据えて働くこと、など。よくある中身のない自己啓発書なんかよりも何倍も濃い内容で、やる気を引き出してくれ、大満足。
【「社内の人間は仕様書だけを書き、コーディングは下請けに任せる」などというソフトウェアの作り方では、絶対にアップルには勝てない】
著者プロフィール
中島聡の作品





