だから、そのデザインはダメなんだ。 WebサイトのUI設計・情報デザイン 良い・悪いが比べてわかる
- エムディエヌコーポレーション (2016年4月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844365822
作品紹介・あらすじ
作り手や運営側の「作りたい」サイトをユーザーに押しつけてはいませんか?本書では、情報デザイン設計の第一線で活躍する著者が、ユーザー視点に立った「本当に使いやすい」Webサイトを、○×形式でわかりやすく解説しています。
感想・レビュー・書評
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借りたもの。
見開きでNGデザインとOKデザインを見せるのは他の書籍も同様だが、その論拠となるユーザーインターフェイス(UI)設計の理論から解説。
デザイントレンドの新旧ではないことがミソ。
一見すると、そこまで時代遅れ感を感じさせないデザイン……しかしどこか分かりづらい。使いづらい。
デザインありきではなく、ユーザーの視点に立つことの重要性。
業界によって扱う情報量、重要なことは異なる。
それらをよくヒアリングしてデザインに落とし込むことが求められる……
それらは長く手探り状態だった。
この本はビジュアル面からもそれらをレクチャーしてくれる。
サイト全体に関わるレイアウト・インターフェース、サイト内容のコンテンツ編集・設計について、ユーザビリティの視点からよりよい設計にする方法、マーケティング戦略に則った表現方法。
人間のWebページを見る視点はZ型と言われたが、今はF型なのね……
下の方に行くほど読まれない。
最後に、Webサイトは企業のブランド価値を高めるものであること、ユーザーの役に立っていること――すなわちユーザーとの接点であること――を指摘。
BtoBマーケティングについても言及していた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
UI/UXについて、様々な解説とそれに対応するOKとNGのデザイン例と紹介。
結構な情報量と文字数の力作。
ただし、ちょっと情報過多で読みづらく学習しづらいか。
また、作例のOKとNGの差が、ビジュアル的にもっと明白であればよかったか。 -
WEBデザインっていうか、今風に言えばUIの本。
ビジュアルが豊富で、どの点がダメなのかという理由がしっかりのっているので納得感がある。
ただ、CHAPTER2「コンテンツ編集・設計」の文章表現の良し悪しについて触れる箇所は若干あれっと思うところも。
でも総じてとってもいい本だったね! -
近年のユーザー動向を意識したWebサイトのレイアウト設計を良い・悪いで比べて読み進めることができる良本。かゆいところにとどく解説文と実践に生かせる設計イメージが載っているので、デザイナーだけでなく社内Web担当の手元にも置いておきたい一冊。
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クライアントファーストではなく、ユーザーファーストでサイトは作られなければならない。良い例、悪い例が載っているのでわかりやすい。
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ちょっとださいけど、B2Bサイト直すならこれぐらいがちょうどいいのかもしれないと思うようになってきた。
エンタープライズ系は遠く及ばないけれど。そういうタイトルにしたほうが満足度上がると思う。 -
言いたいことはわかるけど
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UI 設計と情報アーキテクチャとマーケティングがまとめて一冊になったような本。のわりにページあたりの情報量が異常に少なく、イラストと合わせて薄っぺらい印象。UI/UX 業界では時代の流れや技術の変化によって個々のテクニック(ローテーション・バナーとか、フラット・デザインとか、レスポンシブ・デザインとか、ハンバーガー・メニューとか)の毀誉褒貶が激しいので、個々のテクニックについて是非を論じる本は賞味期限が短そうだ。