- Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844369622
感想・レビュー・書評
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企業ドキュメンタリー。 日本の名だたる会社を興した、44の創業家にまつわる物語。
創業家がどのように会社を興し、発展させ、そして継承させたかを、「継承方法」別にタイプ分けして記述している。
各々の企業に、異なる歴史がある。気になった企業があれば、さらにその元となった本をたどってみるのもいいと思う。
著者は参考文献として数多くの書をあげているので、あわせて読んでみたい。
企業継承のエッセンスが詰まった、書籍である。 -
●ファナック。黄色。有価証券報告書の事業リスクには富士山噴火と記載。それくらいしかリスクが無いという盤石さ。
●ブリヂストン。足袋→ゴム靴→タイヤ
●森ビル。戦後、港区に絞って売り土地を買いまくった。
●パナソニックは100年目、松下幸之助の孫を最後に世襲をやめた。
●山崎製パンの創業者は飯島。開業許可が飯島本人で取れなかったから、妹の山崎姓を使った。
●東武鉄道→スカイツリー -
創業家に焦点を当てた、簡易社史と言える。短時間で複数の会社を知るには良い。
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主に会社の沿革、ネットのニュースやゴシップネタを編集した内容だが、講演会の言葉を引用していたりたまに価値ある言葉も目にする。ページも多くそれなりのボリュームでまとまっている。話の展開が急で時代が急に飛び急に萎んで終わる。創業者の苦労や功績についてはあまり触れられず、週刊紙の記事を読んでいるようだ。私の履歴書のような内容を期待してはいけない。ただ44もの家族を紹介しているだけに広く浅く知るには一読の価値はあるかもしれない。知らなかった情報もたくさんあった。特に大塚家具とファナックの歴史はおもしろかった。まだまだ改善の余地がある本だが、改善されればベストセラーになる可能性がある。
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企業のほとんどは創業=創業者がいるということを改めて知らされた。
経営は親族へ継がせたいと皆思うことも。そしてそれが、内部抗争の種になることが多い。
名前の聞いたことのある有名企業の創業・生立ちがわかるのでためにはなる。 -
創業家の家族内の争い等の事実が述べられているのみ。何の考察、解決策がなく、面白味のない内容。