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- Amazon.co.jp ・本 (154ページ)
- / ISBN・EAN: 9784845111589
感想・レビュー・書評
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世界大恐慌から、リーマンショックに至るまでの金融危機について、
その時代背景、プレイヤーとなった各国、そして一番の原因が
何であるのか?が記述されている。
いまだにリーマンショックの影響が残る日本経済。
グローバル化の中、世界の金融危機は決して対岸の火事ではなく、
今後は、我がこととして考える必要があり、本書はよいきっかけにもなった。
直近のリーマンを含めて、金融危機が早期に収拾されない理由として、
各国がバラバラに動き、強調体制を敷くことができていなかった点を
著者は挙げている。
地域の統一貨幣の必要性も説いているが、
ギリシャ金融危機を見る限り、それが正しい考えであるのかは疑問。
ギリシャが特異な事例であるのかもしれないが、
今後起こさないために何が重要なポイントであるのか、
個人でできることはほとんどないが、考えていきたいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ゼミの課題で読んだ。淡々と事実が述べられているが、作者の意見が述べられておらず、議論が難しかった。しかし、現在の経済危機の原因となる要素をほとんど知らなかったので、今後勉強する上での手がかりにはなった。
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