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- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784845409822
感想・レビュー・書評
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大河ドラマの時代考証を多く手がけてきた戦国史研究第一人者の<小和田哲男>教授による、逆境を耐え抜き、最後に天下人の座をつかんだ「徳川家康」を、同じ時代を生きた戦国の武将たちと比較・対照して、家康の実像と果たした歴史的役割に迫った興味深々の歴史読本。 ▷家康75歳の生涯で、十七歳の初陣から亡くなる前年の大坂夏の陣まで、57年間戦いのなかにあった ▷関ケ原の戦いは、三成らを誘きだし勝利した、信玄の巧みな戦法のコピ-だった ▷家康のブレ-ンの顔ぶれは、適材適所主義が貫かれた能力重視の登用にあった ▷家康は、「徳川」という家の存続のために、耐え忍ぶ苦悩を重ねた生涯であった。
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神君家康解説本。太原雪斎からの指導があったからこその教養という説は正しいように思われる。
筆者が記しているように秀吉と争ってからの親秀吉への切り替えは流石。しかも従う時も首は垂れつつ利益は守る。寿命の長さといい傑物である事に異論はない。
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