身につけよう!江戸しぐさ: イキで元気でカッコいい!出来るおとなの大切な心得

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  • ロングセラーズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845420544

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    江戸の日本のしぐさ

  • 江戸時代、江戸商人を中心にDNAに刻み込まれた「人としてのあるべきしぐさ」が綴られており、イキで元気でカッコいい!出来るおとなの大切な心得がつまった一冊。このようなしぐさを「当たり前」に出来るようになりたいもんです。

    以下、参考になった点、引用、自己解釈含む。
    ・銭湯を使った「銭湯教育」というものがある。銭湯は江戸しぐさの学びがいっぱい。地域の活性化に繋がっている。
    ・教えてくれるのを待つのではなく、自分から学び取り、身に付けて行く。一方的なインプットだけで、相互の対話、レスポンスがないと、人の脳は退化するそうです。
    ・お心肥(おしんこやし)。江戸しぐさの神髄ともいえる大事な言葉。食べて体を肥やすばかりではなく、人間として大成するには頭の中を豊かにすることが大事。手足を動かし自分で体験し、考えて、豊かな人格を創っていく。
    ・人間(じんかん)。良い人付き合いをすうためには「間合い」が大事。対等に、互角の付き合いが基本。
    ・子供は親の言う通りにはならない。したとおりになる。
    ・見てわかることは言わない。痩せました?汗が凄いですね?等々。その見てわかることを踏まえた、気の利くしぐさを考える。
    ・傘かしげ。傘を差した人がすれ違う時に、お互いにかからないように、人のいない方に傘をかしげるしぐさ。他人を慮る江戸しぐさ。
    ・籠止めしぐさ。駕籠を店先につけない。少し離れたところで止め、歩く謙虚さ。
    ・「わからない」は稚児の発言。わからないことはわからないままにすることは恥ずべきこと。わからないことを認めた上で「お尋ねします」と素直に教えてもらう謙虚さを持つ。

  • 江戸しぐさ。
    いまの世の中には足りない。
    けれど最も必要なもの。
    頭に残しておきたい。

  • 江戸しぐさのすばらしさがわかる。

  • 江戸時代の日本人は理想だなあ
    平和だからかなあ。。

  • 粋ですねー。小さなことから取り入れたい。

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著者プロフィール

監修・越川禮子(こしかわ・れいこ)
1926年東京都生まれ。(株)インテリジェンス・サービス設立者。「NPO法人江戸しぐさ」名誉会長。「江戸語りべの会」主宰。江戸しぐさの伝承者であった故・芝三光氏の最後の弟子で、江戸しぐさの語り部として、講演活動や執筆など、江戸しぐさの普及に尽力している。著書に『江戸の繁盛しぐさ』『「江戸しぐさ」完全理解』など多数。





「2013年 『思いやりの心 江戸しぐさ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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