身につけよう!江戸しぐさ: イキで元気でカッコいい!出来るおとなの大切な心得
- ロングセラーズ (2004年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
- / ISBN・EAN: 9784845420544
感想・レビュー・書評
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江戸時代、江戸商人を中心にDNAに刻み込まれた「人としてのあるべきしぐさ」が綴られており、イキで元気でカッコいい!出来るおとなの大切な心得がつまった一冊。このようなしぐさを「当たり前」に出来るようになりたいもんです。
以下、参考になった点、引用、自己解釈含む。
・銭湯を使った「銭湯教育」というものがある。銭湯は江戸しぐさの学びがいっぱい。地域の活性化に繋がっている。
・教えてくれるのを待つのではなく、自分から学び取り、身に付けて行く。一方的なインプットだけで、相互の対話、レスポンスがないと、人の脳は退化するそうです。
・お心肥(おしんこやし)。江戸しぐさの神髄ともいえる大事な言葉。食べて体を肥やすばかりではなく、人間として大成するには頭の中を豊かにすることが大事。手足を動かし自分で体験し、考えて、豊かな人格を創っていく。
・人間(じんかん)。良い人付き合いをすうためには「間合い」が大事。対等に、互角の付き合いが基本。
・子供は親の言う通りにはならない。したとおりになる。
・見てわかることは言わない。痩せました?汗が凄いですね?等々。その見てわかることを踏まえた、気の利くしぐさを考える。
・傘かしげ。傘を差した人がすれ違う時に、お互いにかからないように、人のいない方に傘をかしげるしぐさ。他人を慮る江戸しぐさ。
・籠止めしぐさ。駕籠を店先につけない。少し離れたところで止め、歩く謙虚さ。
・「わからない」は稚児の発言。わからないことはわからないままにすることは恥ずべきこと。わからないことを認めた上で「お尋ねします」と素直に教えてもらう謙虚さを持つ。
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江戸しぐさ。
いまの世の中には足りない。
けれど最も必要なもの。
頭に残しておきたい。 -
江戸しぐさのすばらしさがわかる。
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江戸時代の日本人は理想だなあ
平和だからかなあ。。 -
粋ですねー。小さなことから取り入れたい。