本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784845423309
作品紹介・あらすじ
個性をしっかり持った「強い自我」の女性、柳原白蓮。彼女が嫁いだ伊藤傳右衛門、その実像は、一代で筑豊の炭坑王となり、教育界への進出、銀行の経営にも参画した、志高くして度量も広い人物だった。しかし白蓮と宮崎龍介の出会い、そして二人の逃避行が思わぬ「事件」となり、二人も、そして傳右衛門も様々な「虚説」の渦に巻き込まれていく。大正という時代が生んだ、三人の男女のドラマを詳細に追った。