- Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
- / ISBN・EAN: 9784845630561
作品紹介・あらすじ
梶井基次郎の『檸檬』が、書籍の装画やCDジャケットなどで活躍し、幅広い世代から支持を得ているイラストレーター・げみによって、鮮やかに現代にリミックス。不朽の名作が、いま新たによみがえる。人気シリーズ「乙女の本棚」の第4弾が登場。
感想・レビュー・書評
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梶井基次郎文学忌、檸檬忌。
何回目かの「檸檬」は、げみさんのお陰様で今までになく理解できた気がしています。
得体の知れない不吉な塊。
焦燥や嫌悪等では言い表せないその塊から檸檬爆弾という彼の希望の象徴で解放される。
丸善は西洋の思想の表現か、贅沢の象徴かな。
ずーっと丸善は東京駅のところ丸善だと思っていた。ここが檸檬爆弾の丸善ですというような紹介を読んだ気がするんですよね。丸善カフェで檸檬スウィーツもいただいたし。
げみさんの描く丸善が、本当に素敵でした。
“ずかずか”と入るも疎外感。
彼の檸檬爆弾は、確かに彼の気持ちを軽くしたようだ。
今でも丸善には檸檬を入れるカゴを用意しているらしい。悩みの種類は違ってきても 若い苦悩を解放したい読者を長く惹きつけている。
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そうですよ〜!それは
やってはいけませんよね…(笑)
手榴弾ぽい紡錘形ですものね…レモン。あの形と黄色い色が危険な爆弾ぽいのかもですね……
...そうですよ〜!それは
やってはいけませんよね…(笑)
手榴弾ぽい紡錘形ですものね…レモン。あの形と黄色い色が危険な爆弾ぽいのかもですね……
メロン型の容器のアイス。はい、ありましたね。今もあると思いますね。懐かしいですね、知ってますよ〜久しぶりに食べたいかも♪2023/06/09 -
チーニャさ〜ん\(*ˊᗜˋ*)/
私も読むつもりだったので、読み終わってからじっくりレビュー見させてもらおうと思ってました(๑˃̵ᴗ˂̵)
...チーニャさ〜ん\(*ˊᗜˋ*)/
私も読むつもりだったので、読み終わってからじっくりレビュー見させてもらおうと思ってました(๑˃̵ᴗ˂̵)
チーニャさんのレビューめっちゃ素敵で分かりやすい♪なるほど〜って思わず唸ってしまいました!(๑•∀•๑)!
私、いまひとつどういう解釈したらいいのか分からなかったんですよね〜笑笑←読解力なし笑(^_^;)
檸檬ってほんと見るからに爽やかで気分が変わりますよね!主人公が丸善に檸檬爆弾を置いてきた気持ちも分かった様な気がしました♡
また時間おいて読み返したいです(*^^*)2023/08/09 -
mihiroさ〜ん、こんばんは♪
私の拙い感想を褒めていただき
嬉しいです…( ⌯'֊'⌯)
げみさんのイラストもとっても
素敵で、大好き...mihiroさ〜ん、こんばんは♪
私の拙い感想を褒めていただき
嬉しいです…( ⌯'֊'⌯)
げみさんのイラストもとっても
素敵で、大好きな作品なのです!
この本読んだらか、ホント、檸檬見るだけでもう、気分が変わります〜(笑)
mihiroさん、いつもありがとうございます〜(*^^*)2023/08/09
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梶井基次郎「檸檬」
あまりにも有名だが、何となく尻込みしていた作品です
(文庫はずーっと手元にあるのに……^^;)
げみさんの温かなイラストに惹かれ、乙女の本棚シリーズなら是非読んでみたいと思い、手に取りました
表紙がまた素敵ですね
“えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。”
こんな一文から始まる物語は、少なからず共感する部分がある。
物事が思うようにならず、気持ちが沈んでいる時。
もうダメだと諦めたくなる時。
今まであんなにキラキラと見えて大好きだったものが、自分の気持ちのあり方で随分と見え方が変わる。
それに関するものを見たくない、知りたくないと思い、嫌いになってしまう。
近付くことさえ怖くなる。
そんな場所が“私”にとっては丸善だったのでしょうか。
この本の中で一番好きなイラストは、果物屋の場面。
「またそこの家の美しいのは夜だった」
「店頭に点けられた幾つもの電燈が驟雨のように浴せかける絢爛は、…」
の文章のように、暗闇に温かな橙色の電球が幻想的に描かれている。
“私”はこの店で檸檬を見つける。
これをきっかけに、文庫に収められている他の作品も読もうという気になっています。
ありがとう!乙女の本棚!-
aoiさ〜ん、こんばんは〜♪
乙女の本棚の「檸檬」♡
げみさんのイラスト、いいですよね〜
温かな橙色の電球の幻想的なイラストね。
そして表...aoiさ〜ん、こんばんは〜♪
乙女の本棚の「檸檬」♡
げみさんのイラスト、いいですよね〜
温かな橙色の電球の幻想的なイラストね。
そして表紙!ホント、素敵ですよね〜(ღˇᴗˇ)。o♡
2023/10/09 -
チーニャさん、こんばんは♪
乙女シリーズで一番読みたかった作品なの
いつも貸出中で、やっと借りることができた^_^
ホントに表紙が印象的...チーニャさん、こんばんは♪
乙女シリーズで一番読みたかった作品なの
いつも貸出中で、やっと借りることができた^_^
ホントに表紙が印象的ですよね2023/10/09 -
私も一番はじめに読んだのが「檸檬」なの。この作品から、このシリーズにハマってしまった思い入れ強い作品なのですよね(^_−)−☆私も一番はじめに読んだのが「檸檬」なの。この作品から、このシリーズにハマってしまった思い入れ強い作品なのですよね(^_−)−☆2023/10/09
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チーニャさん、ありがとうございます(^^)
私も、ヒボさんと一緒に
いつか、きっと、そのうち…挑みますね!
ね、ヒボさん~(^_-)-...チーニャさん、ありがとうございます(^^)
私も、ヒボさんと一緒に
いつか、きっと、そのうち…挑みますね!
ね、ヒボさん~(^_-)-☆2023/08/26 -
チーニャさん、かなさん、こんばんは♪
遅くなりました^^;
いつか、きっと、そのうち…
一緒に読みましょう(・ω・)ゞチーニャさん、かなさん、こんばんは♪
遅くなりました^^;
いつか、きっと、そのうち…
一緒に読みましょう(・ω・)ゞ2023/08/26 -
こんばんは〜♪
パイナップル爆弾を…
いつか、きっと、そのうちに…
ハーイ \(^o^)/ (笑)こんばんは〜♪
パイナップル爆弾を…
いつか、きっと、そのうちに…
ハーイ \(^o^)/ (笑)2023/08/26
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青空文庫で初めて読んだときから好きな作品です。乙女の本棚シリーズのこの本は美しい挿絵もあり、絵本のように楽しめました。
檸檬の瑞々しさ、ひんやりとした温度、爽やかな香りなどが想像できます。
スーパーで檸檬を見たら、本作品を思い出します。オチも衝撃的です。 -
乙女の本棚5冊目は梶井基次郎!
いやーなんだか甘やかされてる
おじさんたちが若い頃はなーもっと苦労して苦労して一人前になっていったもんだ
こんなことだから最近の若いヤツは軟弱ですぐ泣きごと言うんだわ!
と飲み会の席で最も嫌われるおじさん代表的な考えもなくはないんよ
梶井基次郎なんてほぼ詩やからね
意味なんてわからんのよ
そもそも本人が易しく伝えようなんてしてないんだから
その棘だらけの難解な文章を苦労して苦労して読み解くのに意味があるんだから
そういった意味では乙女の本棚なんて天津甘栗と一緒ですからね
しかもすでに剝いて袋詰めしてあるタイプの天津甘栗ですからね
いがぐりの状態すっ飛ばしての甘栗ですからね
だから、若い子たちは乙女の本棚は読んじゃダメ!
これはもう一通り苦労したおじさん、おばさんの読みものやで逆に
げみさんのすんばらしいイラストを手にするのは君らにはまだ早い!
18年早い!(具体的)-
栗虫の一匹や二匹で栗が食べられなくなるなんて…乙女か!
むむむむむ(>ω<)
出ました!
栗虫のせいで栗が食べられなくなってしまったあなた...栗虫の一匹や二匹で栗が食べられなくなるなんて…乙女か!
むむむむむ(>ω<)
出ました!
栗虫のせいで栗が食べられなくなってしまったあなた!
そんなあなたにオススメするのは『乙女の本棚シリーズ』です(ビシィッ)
ってそこはそのままなんかーい!2023/09/02 -
青山美智子さん未読の作家さんです。
ココアにピッタリのおとも探して読んでみよう。
…なんだろ?ルマンド とか?笑青山美智子さん未読の作家さんです。
ココアにピッタリのおとも探して読んでみよう。
…なんだろ?ルマンド とか?笑2023/09/02 -
2023/09/02
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〈乙女の本棚シリーズ〉
梶井基次郎+げみ
表紙の絵に釘付け…。
美しい青年と檸檬のバックに浮かぶ色彩のレトロ感に惚れ惚れする。
何に憂いているのか…この青年には孤独が似合う。
身体の辛さか借金なのか、街を浮浪し続けては、見すぼらしくて美しいものに強くひきつけられた。
檸檬を買った。レモンエロウの絵具をチューブから搾り出して固めたようなあの単純な色も丈の詰った紡錘形の恰好も好きだから。
始終私の心を圧えつけていた不吉な塊がそれを握った瞬間からいくらか弛んで来たと見えて、わたしは街の上で非常に幸福であった。
この檸檬の重さが彼にとってちょうど良かったのか。
丸善へ入り本を積み上げ、その頂きに檸檬を据えつける。
爆弾に見立てた檸檬。
彼の奇妙な企みに驚かされる。
檸檬。
彼にとって檸檬色は眩しすぎたのか。 -
学生時代に読んで以来
です。
路地裏や街角の暗さに
惹かれる主人公。
しんしんと降ってくる
雪の様に紡がれる言葉。
心がしんと鎮まります。
そして薄暗いトーンの
世界に唐突に投げ入れ
られた、
鮮烈極まる原色の檸檬。
檸檬を置いて踵を返す
その刹那一瞬の気持ち、
ほんの少しだけわかる
気がします。
げみさんによる寂しさ
をたたえた挿絵が素敵
です♪-
コルベットさん、こんにちはw
稚拙なデビューにフォローしてくださりありがとうございます。
「檸檬」わたしも読んだことあります。
真似して、...コルベットさん、こんにちはw
稚拙なデビューにフォローしてくださりありがとうございます。
「檸檬」わたしも読んだことあります。
真似して、
近くの八百屋でレモン買って
京都の丸善まで行って挨拶がわりにおいて帰ろうと思って
しばらく様子伺ったことあるんですが
気弱な私にはできませんでしたww
かわりに単行本買って帰ってしまいました。
今はレモン置場があるようですねww
2023/03/01 -
しじみさん、こんにちは。いつもありがとうございます。なんと、真似されたんですね!?レモン置場とは丸善さんも粋ですね(^^)しじみさん、こんにちは。いつもありがとうございます。なんと、真似されたんですね!?レモン置場とは丸善さんも粋ですね(^^)2023/03/05
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乙女の本棚シリーズから、梶井基次郎さんとげみさんのコラボ作品の「檸檬」です。まずは、いつものように表紙から…なんとも懐かしいようなぬくもりを感じるような、それでいて檸檬の色彩がはっきりしていて、思わずわくわくしてしまいます(^-^)
肺病を患い、借金もあり友人宅を転々としている主人公の青年…。町を歩きふと手にした檸檬…檸檬によって一時的に鬱々としていた気持ちが晴れたため、丸善に立ち寄ったのだが、またしても心が沈んでいく…。そこで先ほど手に入れた檸檬の存在を思い出す…。
檸檬爆弾か…手榴弾って檸檬のサイズくらいなのかも!何気にそんなことを感じました。青年の抱える孤独感、疎外感などのマイナスな感情を、檸檬を手にしたことで得たプラスの感情が上回ったんじゃないかと感じました。こうやって、視点を変えてみると色んなことが目新しく感じられたり、変化のない日常もドラマチックに感じられるのもいいですよね!また、げみさんのイラストは、あたたかみがあって、この作品の作風にぴったり!檸檬もみずみずしく感じられました。-
チーニャさん、こんばんは(*^-^*)
そうなんです、この作品、もっと重い作品かと思いきや
そうでもなくって…
なんか、今に簡単に置き...チーニャさん、こんばんは(*^-^*)
そうなんです、この作品、もっと重い作品かと思いきや
そうでもなくって…
なんか、今に簡単に置きかえられるんですよね♪
ちょっと、こんなことをしたら
楽しいだろうなぁ~とか、そんな好奇心、刺激されますよねっ(*^^)v
げみさんのイラストもすごくよかったです!
そうそう、しじみさんと、ここで乙女爆弾の話をしてました♪
なにげに楽しそうでわくわくしますっ(^o^)丿2023/07/15 -
チーニャさん、おはよう御座います♪
チーニャさんの本棚にも乙女爆弾並んでますねっw
爆発する恐れがありますのでしっかり取り締まらない...チーニャさん、おはよう御座います♪
チーニャさんの本棚にも乙女爆弾並んでますねっw
爆発する恐れがありますのでしっかり取り締まらないと
かなさんとお二人にアルティメットキラキラテロ対策しなきゃっw
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
2023/07/15 -
しじみさん、こんばんは!
今日もお疲れ様です。
アルティメットキラキラテロ対策
厳重にしてくださいねぇ~(*´▽`*)☆しじみさん、こんばんは!
今日もお疲れ様です。
アルティメットキラキラテロ対策
厳重にしてくださいねぇ~(*´▽`*)☆2023/07/15
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得体の知れない焦燥感や嫌悪感。
主人公の青年のように病気や借金などの悩みがなくても、だれでも何かしら不安を抱えているものだ。
そういった陰鬱な気分を、自分の好きなものが和らげてくれる。
その色鮮やかで温度を感じる表現がたまらなくいい。
好きなものに胸がときめく感じがまたいい。
しかし、ひとときの幸福感を味わった後、また気分が沈んでいく。
好きな画本まで楽しめない。
そんなとき、乱雑に積み上げた本のてっぺんにひとつの檸檬を乗せる。
そして檸檬が爆発する想像をして楽しむのだ。
自分の心のあり方で、見える景色はこんなにも変わるんだ。
心を変えたたったひとつの檸檬。それはきっと想像力。
人間の心の移り変わりを檸檬でここまで表現できる梶井基次郎は、きっと繊細な心の持ち主なんだろうな。
げみさんの絵もマッチしていてよかった。-
ひろさん、こんばんは♪
私もこの本、読みました〜
ひろさんの素敵なレビューで気になってました。読めて良かったです。ありがとうございました(๑...ひろさん、こんばんは♪
私もこの本、読みました〜
ひろさんの素敵なレビューで気になってました。読めて良かったです。ありがとうございました(๑•ᴗ•๑)♡2023/06/03
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早逝だから作品が少ないのだけど 不眠症の人ばっかりで。貧しいとか病気とかの中で書いていたから、...
早逝だから作品が少ないのだけど 不眠症の人ばっかりで。貧しいとか病気とかの中で書いていたから、そこも含めての作品としても鬱屈で。
でもこれは絵が綺麗で。
主人公がイケメンで。
京都みたいで...
京都みたいですね。場所はまああまり問題ではないかもしれませんが。
梶井さんに憧れ、作家を目指していた友達を思い出して懐かしくなりました。ありがとうございます。
げみさんのイラスト素敵でした。
こちらの檸檬は、げみさんとのコラボで小説の作品感をより充実させ...
げみさんのイラスト素敵でした。
こちらの檸檬は、げみさんとのコラボで小説の作品感をより充実させていたと思います。
今まで梶井基次郎を読めてなかったかなと。
今更遅すぎますけど。
そうなんです、京都の丸善なんですね。
全く勘違いしてました。
げみさんの描く丸善は、そこに住みたいくらいでした。