- Amazon.co.jp ・本 (56ページ)
- / ISBN・EAN: 9784845636365
作品紹介・あらすじ
ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
故郷・金沢への思いやその風景をうたった作品が中心となった第2詩集。
室生犀星の『抒情小曲集』が、
書籍の装画やCDジャケットなどで活躍し、
本シリーズでは、小川未明『月夜とめがね』、
梶井基次郎『檸檬』、芥川龍之介『蜜柑』を担当するなど
幅広い世代から支持を得ているイラストレーター・げみによって描かれる。
名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。
感想・レビュー・書評
-
室生犀星文学忌、犀星忌。
1918年の作品
小景異情 その2
ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
この作品は、高校のたしか2年の現代国語の授業で扱われた。そして当時から詩は苦手という意識と たぶん教師にもそれを見抜かれていた事実。
まず、この詩は何処で読まれたかという問いに早々に一番に当てられた。
当然、あほ丸出しで「みやこ?」と答え、その後の授業は集中的な指導をいただき散々なものになった。
そうです、彼は故郷金沢で読んだ故郷との訣別の詩なのです。当時は、今のような情報はなく、国語便覧あたりが重要情報源。養子先の孤独な幼児期だの妾の子だの知り得るのはハードルが高かったのです。
しかしね、今再び読んでみれば、それでも故郷に受け入れて欲しかったという悲しい詩ではないのかと思ったりするわけなのです。
げみさんが 哀愁を含む色合いで美しい故郷を描いちゃうから、わかんなくなってしまうのです。
それと 五七調になっているのを初めて気がつきました。 -
-
ヒボさん、こんにちは!
「詩集」か あ …う ー…ん…
(ちょっとレビューーとは違うけど)
これ、暗号かと思っちゃいました(・∀・)
...ヒボさん、こんにちは!
「詩集」か あ …う ー…ん…
(ちょっとレビューーとは違うけど)
これ、暗号かと思っちゃいました(・∀・)
げみさんのイラストは素晴らしい!!私もそう思ます♪2024/04/07 -
かなさん、こんにちは♪
こちらは桜が満開です(*´▽`*)♪
心の叫びを文字にするとこんな感じでした^^;かなさん、こんにちは♪
こちらは桜が満開です(*´▽`*)♪
心の叫びを文字にするとこんな感じでした^^;2024/04/07
-
-
やはり人生に詩は必要だ
ということで、第二十一おネエは室生犀星の詩集『抒情小曲集』です
聞いた風なこと言ってますけどね
聞いた風なこと言うチャンピオンですけどね
まず『抒情小曲集』が読めてないですからね
詩がどうの言う資格ないです
まぁ、とりあえず調べてみますか
ここはひとつ謙虚な気持ちでね
詩を読むときは謙虚さが大切ですから(聞いた風なこと)
はいはい読み方ね「じょじょうしょうきょくしゅう」だそうです
意外とそのまんまだった!
そして完全に早口言葉だった!
「ふるさとは遠きにありて思ふもの」だそうですよ
私ふるさとから出たことないんだよなー
はい、げみさんのイラストが最高過ぎるので★4!-
2024/03/05
-
2024/03/26
-
2024/03/26
-
-
乙女の本棚シリーズから、室生犀星さんとげみさんのコラボ作品「詩集『抒情小曲集』より」です。げみ三のイラスト、のどかなあったかい風景が主に描かれていたのが印象的でした。
室生犀星さんって、大変失礼ながら聞いたこともなくって(^-^;)
「ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの」
これは、知っていました!!って威張れるようなことじゃないけど…。故郷の金沢への思いとその風景が、作中でたくさん描かれています。金沢に限らず、どこに故郷があっても似たような感覚を覚えるから、今の時代でも室生犀星さんの詩が親しまれているんでしょうね…。四季のある日本で、自然を愛でることができることって幸せなことだと実感できました。 -
久しぶりに乙女の本棚シリーズ!!
詩集もあるんですね〜
太陽の光、風で揺らめく葉、自然の美しさや儚さを、人の心の動きや動作で例えて表している……
加賀藩足軽頭の父と女中であった母の間に生まれた犀星は、生まれてすぐ養子に出されたそうで、複雑な家庭、子供時代だったそうですね…
作中でも、自分以外の登場人物はほぼ無し、自然や小動物達と対話しているような感じなので、そういった過去が作品に影響しているのかな…とも思いました。
心地よい日差しを感じる春を表す歌、
故郷に思いを馳せ寂しさ滲む歌、
など、
明るい暗いに関わらずどこか儚げな雰囲気を纏う歌に、げみさんの輪郭がぼやけている柔らかいイラストがお似合いでした。
なんだか人間と自然が一体化した優しい世界が作り出されているように感じ、心が浄化されました-
Kさん、メリークリスマス☆彡
久々の、乙女の本棚シリーズですね♪
げみさんのイラストがやっぱりいいですよね…
そして自然とかふるさとと...Kさん、メリークリスマス☆彡
久々の、乙女の本棚シリーズですね♪
げみさんのイラストがやっぱりいいですよね…
そして自然とかふるさととか、
やっぱり日本ならではの良きものって
改めて感じる作品ですよね(*'▽')
2023/12/25 -
かなさん!メリークリスマスです꙳★*゚
ほんわかしたげみさんのイラストで心温まりました〜何気なく選びましたが、里帰りの季節にピッタリでした!...かなさん!メリークリスマスです꙳★*゚
ほんわかしたげみさんのイラストで心温まりました〜何気なく選びましたが、里帰りの季節にピッタリでした!笑2023/12/25
-
-
【収録作品】小景異情/旅途/祇園/ふるさと/犀川/桜と雲雀/かもめ/砂山の雨/魚とその哀歓/時無草/月草/松林のなかに座す/砂丘の上/秋の終り/都に帰り来て/街にて/夏の国/合掌
イラストレーションの美しさに惹かれて手に取った。押しつけがましくない、静かな筆致が、詩情をより高めてくれるように感じる。親しい友への贈り物にもよさそう。
大正時代に戻ったかのような「乙女の本棚」というシリーズ名にやや抵抗を感じるが、現代の「乙女」の幅広さを思えば、この言葉をもって狭量とするのはかえって狭量か。 -
ふるさとは遠きにありて思ふもの、でおなじみの室生犀星による詩集。
どの詩でも静謐なさみしさがうたわれてるような空気があって、その感じが私はとても好きだった。そしてやっぱり金沢行ってみたい。行く。
「旅途」麦は雪のなかより萌え出で
「桜と雲雀」桜すんすん伸びゆけり
「秋の終り」君はいつも無口のつぐみどり
-
なぜか「小景異情その二」の「ふるさとは遠きにありて思ふもの~」は知っていた。
言葉の響きがやわらかく、すっと心に染み入るような詩集。
添えられたげみさんの端麗な絵も相まって豪華な絵本を読んだ心地になった。
「秋の終り」という片想いの詩が一番好き。 -
最近、詩はほとんど読まないなあ。
室生犀星といえば、高校生の頃に読んだ「杏っ子」ぐらいかな。
この詩集は室生犀星の詩に絵がピッタリ合っている。
詩の情景をより豊かにしてくれる絵だ。
げみさんの絵、色合いも、優しいタッチもいいなあ。 -
とても静かな情景が目に浮かぶ。
私もこの詩の本来の良さをわかるようになりたい。
みなさんが登録したのを眺めて楽しみます(≧▽≦)
取り寄せる勇気は無いので…w
みなさんが登録したのを眺めて楽しみます(≧▽≦)
取り寄せる勇気は無いので…w
俺も図書館でたまたま見つけてなかったら借りてない。
取り寄せはハードル高い。
もう一度ダメもとで図書館...
俺も図書館でたまたま見つけてなかったら借りてない。
取り寄せはハードル高い。
もう一度ダメもとで図書館探してみては。
俺の場合も絵本とかのコーナーじゃなくて、トイレ横のティーンズコーナーの端っこにあったし。
うちの図書館のトイレ横はオッサンたちが新聞をひろげて読んでいるので、それ以外の場所をもう一度探してみます!
く(`・ω・´)
うちの図書館のトイレ横はオッサンたちが新聞をひろげて読んでいるので、それ以外の場所をもう一度探してみます!
く(`・ω・´)