ゴルゴ13 (148) (SPコミックス)

  • リイド社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845830091

感想・レビュー・書評

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  • (2012.03.25読了)(2005.06.20購入)
    副題「装甲兵SDR2」
    (間借りです)
    別冊ビッグコミック(2005年7月13日号)
    【目次】
    1.いにしえの法に拠りて(2002年2月)
    2.ホリデー・イン・ザ・パーク(2002年1月)
    3.容疑者トウゴウ(2002年1月)
    4.魔の海峡(2001年10月)
    インスティゲイター―教唆者― 高山和雄著

    発売日というのをあまり気にしてなかったのですが、13日というのは、きっと「ゴルゴ13」の13と合わせているんでしょうね。
    最初の3つの作品は、ゴルゴ13が狙われる話になっています。

    ●いにしえの法に拠りて
    テーマはレーザー銃です。レーザー銃で目を狙いしばらくの間(回復には2カ月ぐらいかかる)目を見えなくしてしまうというもののようです。性能を上げれば、失明させることもできるので、非人道的兵器ということで、使用禁止の申し合わせが行われているのでしょう。
    物語の主な舞台は、イギリスです。
    MI5というのが出てくるので調べてみました。
    「イギリス情報局保安部(英:Security Service、略号:SS)とは、イギリスの国内治安維持に責任を有する情報機関である。職員は約3,800名。MI5(Military Intelligence <section> 5、軍情報部第5課)として良く知られている。」(ウィキペディアより)
    この物語では、湾岸戦争の時、イギリス軍は、レーザー銃を使用したことになっています。その時の指揮官が、今度はゴルゴ13の殺害を狙います。
    ゴルゴ13の動きをつかんだMI5の局長は、ターゲットを狙うゴルゴ13の目をレーザー銃で狙わせ一時的に失明させてとどめをさすことを狙います。
    弾丸の速さよりもレーザー光の方が速いので、レーザー銃を使用したものがゴルゴ13に撃たれても役目は果たせると読み、その通りになりました。
    ゴルゴ13は、目が見えなくなったのですが、引き受けた仕事はまだ終わっていません。目が見えなくても、確実にターゲットを狙える方法を考案し、専門家に作ってもらい、仕事をきちんと果たし、今度は、自分を狙ったMI5の局長への報復を考えます。
    その場合も、個人的な報復という形を取らず、湾岸戦争の時のイラク空軍のパイロットの恨みを果たすという展開にしています。
    目が見えなくても、確実にターゲットを狙える装置の考案のために目の見えなくなったイラク空軍パイロットの知恵を拝借したからです。
    ●ホリデー・イン・ザ・パーク
    ゴルゴ13が依頼人に会いに来た遊園地で、依頼人に会う前に、ゴルゴ13の顔を知っている男に、命を狙われる話です。舞台は、アメリカです。
    ゴルゴ13は、邪魔する男たちを始末して依頼人と会うところで終わりです。
    ●容疑者トウゴウ
    スイスに亡命中の元大統領の始末を依頼されたゴルゴ13が雪深い山荘に近づき仕事を終わって帰る途中で雪崩に巻き込まれてしまいます。
    山荘に向かう時に通ったホテルからゴルゴ13が雪崩に巻き込まれたのを見ていた人たちが助けてくれました。ホテルの泊まり客に医者もいたので、治療もしてくれて鎮痛剤ももらえました。左腕を骨折したかひびが入っているということです。
    ホテルは雪崩のため孤立しており、簡単には脱出できそうもありません。
    そのホテルで、殺人事件が発生しました。疑いは、ゴルゴ13に向けられました。
    殺された人は銃殺されており、銃弾の飛んできた方向は、ゴルゴ13が雪崩に巻き込まれたあたりだというのです。
    ●魔の海峡
    マラッカ海峡に出没する海賊の話です。
    日本の船にインドネシア海軍の駆逐艦がやってきて、乗組員の一人も殺害されたうえのっとられてしまいました。乗組員は、ボートで漂流し助かりました。
    その後、日本政府からインドネシア政府に問い合わたのですが、「そんな事実はない」という回答です。
    船の持ち主の会社の社長が、報復をゴルゴ13に依頼します。
    (2012年3月25日・記)

  • ビジネスマン必携のマンガです。

    ゴルゴの仕事に対する姿勢には毎回ほれぼれします。
    自分もかくありたい、と思わずにはいられない。

    世界の歴史についてもっと勉強しなくてはな・・・とも思わされます。
    まだまだ勉強することは山積みなのです。

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