後巷説百物語 1 (SPコミックス)

著者 :
  • リイド社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784845841301

感想・レビュー・書評

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  • 空港までの暇つぶしに購入。
    原作でも特にこの戎島の話が印象的だったので期待していたのですが、やはり小説ほど細かく描写されていないため原作を読んだ時に感じた異常性があまり感じられず、逆に絵で具体的に描かれることによって虐殺シーンの痛々しさが増して、そういうのが苦手な私はすこしキツかったです。
    しかし、前作との関連を臭わせながらあえて何も説明をいれない点は前作からの読者も新規の読者もどちらも楽しめるつくりになっていますし、話も一冊に綺麗に纏められているのでとても読みやすいと思います。

  • 日本語の使い方が好き。今では使わなくなった古い日本語だけど響きが美しいものがたくさんでてくる。

  • 「赤えいの魚(背中)」収録。
    個人的には与次郎が予想の斜め上いっていた…

  • 謂わずと知れた、直木賞受賞作のコミカライズ。

    前シリーズまでのぶ厚さと、ちょっと変わった装丁を継承してると思いきや、ごく普通のコミックスでちょっと残念だった。
    「後」なのに、前シリーズと変わらない又市が表紙と云うのもちょっと引っ掛かる部分ではあったが。

    それは兎も角。
    このページだと、端折らなきゃなんないとこがあって、それ端折っちゃったら、原作知らない人には意味が通じないんじゃなかろうか。
    1冊1話の形態をとる為の処置なのだろうか?

    しかし、一白翁こと百介。
    年齢を重ねただけあって、タヌキになりましたな。

  • 男鹿などを舞台とした作品です。

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著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』『ヒトごろし』『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『虚実妖怪百物語 序/破/急』 ほか多数。

「2023年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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