イタリアン・ホラーの密かな愉しみ―血ぬられたハッタリの美学

著者 : 西村安弘 矢澤利弘 殿井君人 伊東美和 中原昌也 馬場敏裕

• フィルムアート社 (2008年2月25日発売)

感想・レビュー・書評

[ゆきやままさんの感想 · 2022年5月12日]

【目次】
ポスターギャラリー
まずはコレ！イタリアン・ホラー10選
テーマで覗く、イタリアン・ホラーの恐ろしい秘密
怪奇！猟奇！無敵のサブジャンル×６
Who’s WHO？ハッタリのマエストロ×10

買ったのはだいぶ前だけど、参考までにこんな内容。……ってわかんないか笑。

まずイタリアの60〜70年代のホラーに特化して書かれてるというだけでこの年代の映画が好きな人にはたまらないはず。この頃のイタリアのホラーって英米でウケたものの二番煎じ（より過激にグロい）なんだけど、今現在、英米であの頃のジャッロに影響されたホラーが出てきてるのが面白い。

ジャッロといえばのアルジェントを始め、その師匠マリオ・バーヴァやルチオ・フルチなど監督別に作品を紹介する項もあり、入門書としては最適（逆にマニアな人には物足りないかもしれない）。

（補足）ブルーノ・ニコライなどのサントラに少し触れてるのも良き。ジャッロのサントラってグルーヴィでかっこいいのけっこうあるんだよね。

[freedom180さんの感想 · 2011年7月15日]

イタリアン・ホラーの独特の世界、発展、衰退など、この１冊に書かれてある。　ホラー好きには実に為になる本ですよ！

[kitsnekoさんの感想 · 2012年9月13日]

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