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- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784846006280
感想・レビュー・書評
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―――戦乱の1582年、第六天魔王・織田信長は、天下布武の真っ最中、安土の城に家臣を集め龍の刻印が記された宝箱を置いた。
「七日の月を数える間、この宝箱を見つけたものに褒美をつかわす」
これは、何時かの時間、何処かの国での、誰かの物語。
天下獲りという名の、命をかけたゲーム。
第六天魔王が仕掛けた、人としての最後のゲーム。
ゲームのヒントはただ一つ……。
楽しめよ。但し、本気でな―――
(以上、ガーネット オペラ本文冒頭より)
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戯曲集(表題プラス「帰蝶」)ということでほぼセリフのみ、よってスルスルと読めます。あとがきに「帰蝶」は恋物語です、とありますが、ガーネット〜も恋物語でした。
柴田勝家、上杉謙信あたりがジャブ程度の笑いを繰り出してくるので、全編通してこんなノリかと思ったらまんまとやられたました。ずしんと重いのが待っていました。難解でしたがおもしろかった。行間が読みきれてないので熟読します(御屋形様は濃姫様のことをちゃんと好いてたんだよってことでいいのかな)。舞台、見たかったな。再再演でやってほしいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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