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- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784846010744
感想・レビュー・書評
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東日本大震災直後、郡山市と須賀川市に古書ふみくらの店舗を構え、それまでの出版社•取次の経験も豊富な佐藤周一に対して、出版業界とりわけ古書業界に詳しい小田光雄がインタビュー形式で行った聞き取りをまとめた本。
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震災の話はさわりだけ。地方都市の古書店のお話。地方の商店街と車社会の話、個人的にタイムリーだったので共感。
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郡山市の古書店主が語る古書の世界。福島の絵葉書を二万五千枚は持ち、本の売り上げは全体の三割に届かない。震災前は中国や韓国からのバイヤーも多かったが、震災後は休止状態という。
福島はブックオフもユニーク。フランチャイズオーナーは不動産業が本業で、出店物件を安く借りて営業しているという。
(「週刊朝日」 2011/12/23) -
1990年代以降、急速に出版業界に影響を与えるようになったのが、公共図書館、ブックオフ、TSUTAYA。
出版社、取次、書店の築き上げてきた本にまつわるひとつの社会がいつのまにか失われた。
ブックオフを見ているとデパートの古書展なんか、叶わない。
学生時代によくデパートの古書展に行ったものだ。
国際政治の本とか物色していたのが懐かしい。
福島の古い絵葉書があって良い。
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