ようこそ、死のパ-ティ-へ: ネロ・ウルフの事件簿 (論創海外ミステリ 158)

  • 論創社
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846014698

感想・レビュー・書評

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  • ネロ・ウルフシリーズの短編集第二弾。3篇+レシピ収録。収録作品は
    「ようこそ、死のパーティーへ」
    「翼の生えた銃」
    「『ダズル・ダン』殺人事件」
    助手のアーチーの一人称語りがイケメン(笑)ウルフの意外な一面も!

    キャラ的には「ようこそ、死のパーティーへ」が好きすぎる……!ウルフの人間臭さが出てて最高。アーチーも相変わらずイケメン。
    トリック的には「翼の生えた銃」が好き!種明かしに「うわぁ!ほんまや!」ってなった。そうか、そりゃそうだよな。
    「『ダズル・ダン』殺人事件」は、今までに→

    ない展開でハラハラした!まさかウルフたちがハメられるなんて……!

    そして変わらずなクレイマー警部よ。ウルフとのやりとりが毎回凄まじくて、それを楽しみにしちゃうアーチー含めて好きだなぁ。

    ゆっくりとだけど、引き続き読んでいく!



    以下、リアルタイム感想

    今はスタウトのネロ・ウルフシリーズ読んでます。

    夏休み、なかなか時間が取れないけど今月中に読み切りたい。
    (アーチーは相変わらずイケメンだしウルフの食への探究心はすごい)

    ウルフが自分で決めているルール、夕食後なビール5本を破りたいためにアーチーに絡むシーン、最高だな!
    フリッツが小声でウルフを掩護してアーチーがキレちゃうの最高に楽しい。
    こういう絡みもっと読みたい!!(そしてまたシリーズの沼にズブズブとハマる。

    「翼の生えた銃」を読み終わる(今読んでいる本、短編集です)
    うわぁ……これはいわゆる本格じゃね?あんまり私はそこらへんこだわりないタイプだけど、このトリックはネロ・ウルフシリーズでは正統派な感じする!おっもしろいなー。
    まあ、私はクララに対するアーチーのイケメン感にキュンっとしたが

    読み終わったぁぁ。
    ラストのお話はなかなかハラハラした。この短編集、いろんなタイプのお話が詰まっていてお得だなぁ( *´艸`)
    蘭より食が好きな私にはとくに笑

  • 「ようこそ死のパーティーへ」
    動物にも好かれるアーチーw
    なんだかんだ、付き合ってあげるとこが良いw
    誹謗中傷の犯人は、結局、依頼人の想像通りだったのだけど、依頼人は殺害されてしまった。
    報酬はないけれど、犯人を見つけるべく動くウルフ。いや、動くのはアーチーか。でも、先越されちゃって、尾行してたら自分家に着いちゃったり。
    クレイマー警部たちとのやりとりに相変わらずニマニマしてしまいますが。ごめんなさいね。殺人事件なのに。
    ウルフが厨房に女性を招き入れて、嫉妬したりw
    結局のところ、ウルフがどうして、苦労して手に入れた黒薔薇の花束を贈ったのかは、わかんないままでした。

    「翼の生えた銃」
    銃が勝手に移動するなんてどういう事!?
    自殺と思われた件。銃を口に咥えて発射してるからさ。
    でも、第一発見者が見つけた時は、銃がなかっただと!?
    それって、自殺じゃなくて殺人なんじゃないの!?
    どうも、何か隠してる。
    怪しい人々が次から次に。
    でも、ウルフの頭脳にかかればなんてことはない。
    あーなるほどなーそういうことかー
    と。ヒントはあちらこちらに散りばめられてました。
    愉快なやり取りに気をとられて、気付いてなかったw

    「ダズル・ダン」殺害事件
    ひどいわ、これ。
    アーチーになすりつけようなんて!
    クレイマー警視、ちゃんと話聞いてよ!って思ったぞ。
    古い付き合いだから、キャラ理解してるんじゃないの!?なのに連行されちゃうの・・・
    ウルフさんが黙ってるわけがなかろう!
    パーカー弁護士が良い仕事をなさいます。いつもだけど。
    ソールもありがとう!
    フリッツはわかるけど、シオドアまで手伝わされて・・・
    ちょっとウルフの行動が可愛いとこがあるw
    だいたい、最初っからアーチーになすりつけるつもりで依頼してきたよね、この依頼人。超嫌なヤツ!
    まぁ、そんな事したって無駄ですけれどもね。
    相手が誰だと思ってんのさ!


    相変わらず、事件の真相を読み解く作業よりも、ウルフ一家(クレイマー警部達も含むw)のやり取りに夢中になってしまうのであります。

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著者プロフィール

本名レックス・トッドハンター・スタウト。1886年、アメリカ、インディアナ州ノーブルズヴィル生まれ。数多くの職を経て専業作家となり、58年にはアメリカ探偵作家クラブの会長を務めた。59年にアメリカ探偵作家クラブ巨匠賞、69年には英国推理作家協会シルバー・ダガー賞を受賞している。1975年死去。

「2024年 『母親探し』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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