世紀末の詩

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  • ワニブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847013027

感想・レビュー・書評

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  • 真実の愛とは…なになんでしょうね。

  •  野島作品で2番目に好きなドラマの小説。愛についてとても考えさせられます(^0^)僕の中ではとても大切なお話です!これは是非是非読んでいただきたい本です。

  • ベイビー

  • これほど純粋に『愛』って何?って考えてるお話もないと思う。
    ドラマ化もされた名作。
    言葉にしてしまうと、とても嘘っぽく響いてしまう言葉。
    教授の百瀬や婚約者に逃げられてしまう野亜は様々な愛のかたちに出会い、そのたびに喜び、絶望し、そしてまた追い求めていく。
    なかでも印象的な話は『車椅子の恋』
    野亜『信じなきゃいけなかったんだよ。
    愛してるんなら、不安なんかに負けてちゃだめなんだよ。
    オルフェウスの話ですね、まるで。
    愛って信じることなのに…。』
    教授『俺も昔、大事な人を信じなかった。
    今思うとしかし、愛ってのは信じることですらないのかもしれん。
    愛ってのはただ、疑わないことだ。』
    【世紀末の詩HP】
    http://www.alived.com/blue/lastsong/

    信じること、それは単純だけど難しい。

  • 愛とは何か。ドラマだっただけはあってウサニやスワンレイクよりも読みやすいのではないかな。ドラマも面白かった。愛とは。愛とは。

  • 中学の頃、このドラマを見た後に湯船で、どうしようもない気持ちになっていたことを思い出します。

  • ドラマの中でこれが一番好きです。
    DVD化してくれないかな〜。

  • 辞書で「愛」とひいたらこの本を読めと書いてあるハズ。

  • 野島ワールドの傑作!
    愛とは何か?
    永遠のテーマです。そして、まだ愛というものを全く意識していない頃に読み衝撃と共に今の自分の恋愛感の基盤にもなったものかもしれません。
    「愛とは信じることですらない。愛とは疑わないことだ。」

  • 高校の最初に読んで以来、すげー好きな本の一冊。野島さんの作品で一番好き。愛のバイブルですね。
     愛とは、相手を信じる事ですらなく、疑わない事なんだよ。

  • 愛シリーズ1。
    愛は存在するのか・・・?
    答えはまだ見つからないけど、人生のテーマ。
    教授好き、というか山崎努大好き☆ぜひドラマも見て欲しい!

  • ドラマがピカイチだった。何年も前に観たのに、一話一話、場面もセリフも頭に焼き付いている。
    「愛とは、信じることではなく、
     疑わないことだ。」 
    特に『車椅子の恋』がたまらない。
    キャストも文句なし。野島伸司天才。

  • 「愛してる」
    他人に投げかける言葉の一つでありながら、他人の心をくすぐる言葉。
    しかしそもそも「愛とは何か」
    これは、愛の根本に迫った本だと思う。

    『ハローベイビー
    僕はきっと愛を知らない
    君もそうならついておいで
    この果てしない物語の彼方へ』

  • 各話のストーリーもさることながら、ドラマのキャスティングも素晴らしかったです。

  • <font size="3">「けど、恥ずかしいのは、愛されていると勘違いしていた自分……。未練がましいかもしれませんが、バージンロードを逆戻りしていった彼女に、たった一度でも振り向いて欲しかった」</font>

  • ◆「ハローベイビー
    僕はきっと愛を知らない
    君もそうならついておいで
    この果てしなき物語の彼方へ」
    1998年放映されたドラマ「世紀末の詩」の小説版。「恋するコッペパン」の印象があまりに強すぎて本まで買ってしまった。台詞のひとつひとつが詩のようで、不思議な世界観を持っている。やはりBGMは「LOVE」ジョン・レノンで決まり。

  • 映画やドラマのノベライズものには全く興味がありませんでしたが、こんなにストレートに「愛とは何か」を問い続けるオムニバスに、汚れつちまった私自信もいくらか洗われた気がします。

  • 家なき子でおなじみの野島伸司さんの作品。テレビでは、世紀末特集のような形でかなり力の入ったキャスト(竹内豊、山崎努ら)で演じられた傑作。毎回見るたびに涙を流していたように思います。それぞれ、名作のオマージュのような形でどこかで見たこと読んだことがあるようなお話なのですが、ジョン・レノンの音楽『LOVE』によってさらに涙を誘っていたように思います。そのノベライズですが、やはり彼は涙のツボを心得ています。素敵な一冊です。

  • ハローベイビー 僕はきっと愛を知らない 君もそうならついておいで この果てしなき物語の彼方へ 愛の存在を問う物語。けして難しい本ではなくあたたかい涙があふれます。時間をおいて読み返すたび自分の感じ方が変わっていくことに気づきます。TVドラマもとってもよかった☆

  • 様々な愛の形は、ある意味破壊的。愛の哲学書と形容しても過言ではない一冊。

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著者プロフィール

1963年、新潟県生まれ。88年脚本家デビュー。数々の話題作を手がける。

「2015年 『お兄ちゃん、ガチャ(2)<完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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