イランvsトランプ (ワニブックスPLUS新書)

著者 :
  • ワニブックス
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847066320

作品紹介・あらすじ

トランプ大統領がイランを目の敵にする理由とは――

アメリカ軍がイランのソレイマニ司令官殺害を
実行したことにより、両国関係は一触即発の
局面に陥っています。

本書は、その根本原因である長きに渡るエネルギーを巡る争い、
陰で蠢くイスラエル、サウジアラビア、中国の存在など
日本のメディアではほとんど報道されていない
国際情勢を解説します。

世界の政治状況を読み解き、2020年以降の
日本の立ち位置を考えるきっかけとなる一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • これは良書(と思う)。この、高橋和夫さんという方、専門は中東政治でいらっしゃると思いますが、アメリカの国内政治についても非常にお詳しいため、見方が多面的で、おそらく外していない。トランプの外交のほとんどは国内政治…というか端的に言うと「選挙」のための延長線上とつくづく感じる次第。アメリカにおけるユダヤ人はもちろん、キリスト教福音派、サンダースといった、トランプ政権の成立背景として欠かせない観点についても(新書の限られた分量の中でではあるが)触れられており、その点でも外していない、と言える。

  • イランを中心に、国際関係を解くタイムリーな本。

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著者プロフィール

放送大学名誉教授。福岡県北九州市生まれ、大阪外国語大学外国語学部ペルシア語科卒、コロンビア大学国際関係論修士、クウェート大学客員研究員、放送大学教員などを経て2018年4月より一般社団法人先端技術安全保障研究所会長。主な著書に『アラブとイスラエル』(講談社)、『現代の国際政治』(放送大学教育振興会)、『中東の政治』(放送大学教育振興会)、『最終決戦トランプvs民主党』(ワニブックス)、『パレスチナ問題の展開』(左右社)など、多数。

「2022年 『イスラエル vs. ユダヤ人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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