世界のニュースを日本人は何も知らない5 - なんでもありの時代に暴れまわる人々 - (ワニブックスPLUS新書)
- ワニブックス (2023年12月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847066993
作品紹介・あらすじ
元・国連専門機関職員の著者が忖度なしで書く43万部突破の大人気シリーズ 第5弾――「世界はそんなことになってたのか!」日本のメディアが報道しない驚きのニュース満載(内容紹介[一部])●ルッキズム――海外のほうが100倍ひどい●LGBTQ施策をやりすぎでバックラッシュ!●‶ガザ地区″を‶足立区″に置き換えるとわかりやすい●世界の64%が〝ロシア推し″か中立だった●ロシア軍事会社のヘッド、実は元テキ屋のおっさん●海外にもある罵詈雑言だらけの裏サイト●白雪姫が海外で大変なことになっている●イギリスで暗躍する中国スパイ ●中国の脅威をはっきりと指摘するイギリス政府●ドローンでステーキ肉を刑務所内に密輸する囚人たち●落ちこぼれをまったく救済しない海外の学校●海外の偽イメージに騙されまくる日本人●海外の最新トレンドは窓際族●AIで失業するケニアの宿題外注業者●外国人はわかりやすいものにしか興味がない●世界の人々が度肝を抜かれる日本の安全性●世界の文化の最終終着点は日本――など世界を見る目が“ガラッ"と変わる!衝撃の体験をあなたに。(プロフィール)谷本真由美(たにもと まゆみ)著述家。元国連職員。 1975年、神奈川県生まれ。 シラキュース大学大学院にて国際関係論および情報管理学修士を取得。ITベンチャー、コンサルティングファーム、 国連専門機関、外資系金融会社を経て、現在はロンドン在住。 日本、イギリス、アメリカ、イタリアなど世界各国での就労経験がある。 ツイッター上では、「May_Roma」(めいろま)として舌鋒鋭いツイートで好評を博する。 趣味はハードロック/ヘビーメタル鑑賞、漫画、料理。 著書に『キャリアポルノは人生の無駄だ』(朝日新聞出版)、 『日本人の働き方の9割がヤバい件について』(PHP研究所)、 『不寛容社会』(ワニブックスPLUS新書)、『激安ニッポン』(マガジンハウス新書)など多数。
感想・レビュー・書評
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このシリーズも安定化して5巻です。
まだまだネタが尽きなさそうですが、何より筆者の経験値と見識の深さが窺えます。
ヨーロッパのみならず、中東やアジア、北米など幅広いエリアの事情を押さえています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「何も知らない」疲れの見える5作目。とか言いながら読んでるけど、アホな環境対策だとかチョー寒いとか、相変わらずな平成おばさんエアーが全力で放出される。
最新アップデート版なのでパレスチナ問題やロシア・ウクライナ問題(戦争背景のみ)も織り込まれていて嬉しい。ガザ地区を足立区に見立ててダジャレなのか何なんだか、関東圏に住んだことがないのでこれは分かりやすいのかも分からなかった。
おばさん目線(相当に失礼)で地政学やAIまでバサバサ斬っていくが、政治や技術の分野はこの先どうなるか分からない。今の断面だけを見てこれが事実だ!というのはTV的な短命コンテンツにも見えた。
ただプーチンに対する見方だけは、強国ロシアというファンタジーだという点で他の著作とも一致していた。知識人たちがこぞって警鐘を鳴らす核戦争リスクに、なけなしの株を金に換えといた方がいいのかと迷わずにいられない。 -
おもしろい。
Twitterの方は攻撃的ですが、常に理屈が通っています。安全な場所がないことのストレスなのかもしれませんね。日本がとてもマシであることがわかるし、昔みたいに外国に行きたくなくなってしまう一品 -
隣の芝は青く見えるの究極系ですかね
はずかしながら何もしりませんでした。
本棚で、タイトルに惹かれて購入
シリーズの5本目ということでしたが、最高に
おもしろかったです。飲み会とかで人に話したくなる
項目多数でした。
マイノリティーが強くなりすぎていることや、
海外の学校の実態、SNSが犯罪へ思ったよりもライトに
使われていることなど、日本で暮らしているとあまり
想像も及ばない様な事例を知ることができました。
日本がオワコンになっているという発信や報道を
最近よく見ますが、それは世界の一部を抜き出して
比較した場合の話である可能性が高いのだなと感じました。
かといってあまり楽観的になるのも危険かもしれないので、
実際に自分で調べ、体験することがたいせつなのだと改めて感じましたと、小学生並みの感想。
最後のAI活用のアドバイスだけでも参考になるので、
読んでみてください! -
もう5か。久々ちゃんと読んだら面白かった。イスラエルとハマスのこと、日本地図に置き換えて説明していてわかりやすかった。
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シリーズ第五弾。
今回、初めて筆者の日本への愛を感じました。
それにしてもこの書籍で紹介されている海外の事情が本当なら、実に住みにくい世の中になっていくでしょうね。 -
文章に面白味がなく読む気が削がれる、のでほとんど読まずに終了。
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一般的な日本人より少し海外経験と知識の多い方が、得た情報を載せているだけの本。
深堀りも見られないし、それが正しい情報なのかも不明。
イスラエルとハマスの問題を足立区に例える件は寒くて途中で飛ばした。ベテランが若者言葉も知ってます程で使うのは痛々しい。
世界の日本のイメージの件は、体験談をもとにしており良かった。 -
日本ではLGBTQや多様性を認めることが大切だけど、イギリスやヨーロッパでは、行き過ぎを是正する動きに。
イギリスとアラブ諸国やイスラエルの関係を日本に置き直した話は分かりにくいと感じました。
AIのデータ処理としての下請けとして、ベネズエラがあるのは新発見。
イギリスの小学校のいじめの実態
アメリカ人の本音と建前が分からないと仕事でやっていけない。まぁ、日本でも同様な所はありますね。
結局、行き過ぎた考え方は受け入れられないということでしょうか。 -
最新の世界情勢を「ある程度のカタマリ」で知ることができる本は池上彰さんの著書有名で、私も多く読んでいます。
ただ、谷本真由美さんによるこのシリーズも、毎回「え、そうだったの!?」といった話が多く掲載されており、また違った視点で楽しめる本になっています。
LGBTのみの信じ推し進めたることにの結果の意味や、海外の人が発する前向きな言葉の本音などは、きちんと知っておくべき話であるようには思います。