牙を抜かれた男達が化粧をする時代

著者 :
  • ワニブックス
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本棚登録 : 57
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847083716

作品紹介・あらすじ

月刊誌『+act.(プラスアクト)』にて綾野が撮り綴り続けてきた人気隔月連載『牙を抜かれ
た男達が化粧をする時代』が遂に単行本化!

「その時の心情やコンディションが如実に表れている」と自身も評する連載内容を今敢え
て自ら振り返り、過去の自分と向き合う「証言(解読)」として新たに収録。心象風景を露
わにしたアートブックのような1冊の中には、初めて見せる綾野剛の真髄がほとばしって
いる。

表紙は気鋭の現代アーティスト・画家である佐野凜由輔氏が担い、この本のために描き下ろ
した綾野剛の肖像ZOOM「 GO AYANO face 」 が本著を彩る。

綾野剛ならではの世界観、言語感覚で綴られた軌跡をともに辿ってほしい。

仕様:A5判・ハードカバー上製本・全372ページ
※佐野凜由輔・作 ZOOM「 GO AYANO face 」を72ページにわたり36分割し、切り貼りするとB2サイズの絵が完成する「アートピース」ページを収録。

感想・レビュー・書評

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  • 綾野剛さん「牙を抜かれた男達が化粧をする時代」インタビュー 12年分の役を介して生まれた言葉|好書好日
    https://book.asahi.com/article/14423904

  • ドラマ「MIU404」、映画「影裏」で綾野剛に魅了されて、手に取った一冊。あざやかな写真に刻まれた切りつけてくるような言葉。連載時を振り返ってその作品に込められた思い、当時の状況などが語られるパート。巻末の抽象よりな絵画作品。と盛りだくさん。役を演じるということに真摯に向き合い、試行錯誤し、時に錯乱しそうになり、少しずつ違った何かになろうとするところを垣間見せられた思い。以下備忘録/笑うための納得はいらない 泣いて生まれてきたのだから/生きるという暴力/狂い舞い咲け 粛として 修羅の如く/激しく咲くために 美しく散れ/歓声と罵声 全ては産声から始まった そのことを決して忘れてはいけない/我々はいつだって「今」何ができるかを表現するための号砲になれるのだ/蜷川幸雄没後、遺族に渡された綾野くんへという封筒に、新作舞台台本、映画「アリラン」DVD、藤原新也「メメント・モリ」。死者から、死を想えというタイトルの本を託されるという体験

  • 斜め読み。

    どう評価して良いのかわからない。

    この様なレイアウトの書籍は、今まで見たことがない。

    作ってる方は面白いと思う。

    読む方、見る方はかなり戸惑う。

    著者のコアなファンは、ワクワクするんだろうね。

  • 一度にたくさん読むと過剰になる気がしたので、1日10遍ずつ(解読も含め)と決めて読んだ。
    その時々に向き合っていた役に対しての言葉が興味深かった。

    アートピースは切り取って繋ぐの度胸いるのでは…ちょっと私には無理かも

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