ボブ・ディラン語録: 静寂なる魂の言葉 (カリスマの言葉シリーズ)
- セブン&アイ出版 (2016年12月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860087135
感想・レビュー・書評
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コンビニで見かけて
ノーベル文学賞のニュースが耳に入っているなかで
へぇ、と思って 手に取った
でも、買わなかった。
そうしてベストアルバムを買って、あ、そうだ。
と思い出した時には探してもなかった。
ボブディランが何を考え
何を語り
音楽を奏で
時代を生きてきたのか
ベストのライナーノーツで初めて知ったのが
ビートルズと同じ時代を、彼が生きているということで
そうなんだ
て、英シーンと、米シーンの流れが垣間見える気がして
歴史を感じる。
――でも、ボブ・ディランの、何を、知りたいのだろう
音楽を知りたければcdを買えばいい
言葉を知りたいなら歌詞カードを見ればいい
書いていて思ったのは、
そうではなく、一体どういう精神性が
時代を背負う、彼を作ったのか、ということで
垣間見えたのは
みんなと同じことを語るのではなく、
自分にしかできないことを、突き詰めたという、ことなのだろう
もしかしたら、
そういうこととは全くの別次元で
時代に選ばれる、というものは
あるのかも、しれない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
セブンイレブンで衝動買い。60年代から、70年代、80年代、90年代、00年代以降と順を追って、ボブディランの簡単な活動と、彼の言葉が紹介されている。小冊子なので、ほんのさわり程度にしかならないが、彼の活動の概略はつかめる。
苦心して紡ぎだされた言葉は、しかし思惑通りには伝わらない。だからこそ彼は孤高を保ち、自分の内面にだけは忠実であろうとしたのかもしれない。