投壜通信

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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860114183

作品紹介・あらすじ

書物の大海を自在に泳ぐ本の達人・山本貴光の初の書評+論考集。魅力は何と言っても、理系&文系のセンスを備えた軽やかな読み解き。これまで山本貴光は何を手にし、何を読んで来たのか。文筆家デビュー当時の初々しい文章から、テーマ別ブックガイドやゲーム論まで、約14年分の仕事をたっぷりお届けします。書き下ろし「山本貴光2018年7月・本とともに1カ月日誌(仮)」も収録。

感想・レビュー・書評

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  • プログラム習得の話が書かれたエッセイが印象的だった。
    プログラムが成功して「動いた!」ことの喜び。
    その喜びが、技術習得の原動力になる。
    学びの過程を楽しむ。

    あと、稲垣足穂についての評論が面白く、稲垣足穂を読みたくなった。

  • 読むということの愉悦を味わい尽くす本、という気がするな。ゲーム作りをしていた人だという。クリエイティブというと、使われ過ぎている言葉という気もするけれど、そういう世界の人が、ここまでどっぷりと本の世界に浸っているのも、なんだか愉快だ。いや、そういうものなのかもしれない。俺、本読んでないなぁ、なんてつくづく反省する。それもまた、愉快な気持ちになれる反省だ。こういうの、いいね。

  • ふむ

  • 2021I077
    019/Ya
    配架場所:A3 東工大の先生の本

  • テーマ別ブックガイド、エッセイ、辞書や思想誌についての解説に、ある一ヶ月の本・雑誌の購入録。
    この本を手に取るまで存じ上げない作者だったけれども、守備範囲の広さと量に驚く。

  • なんか色々引用してるけど、ただ文字を並べただけのような印象を受ける。いまいち伝わってこない。日記?

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著者プロフィール

山本貴光(やまもと・たかみつ) 文筆家、ゲーム作家、ユーチューバー。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。著書に『マルジナリアでつかまえて』(全2巻、本の雑誌社、2020/2022年)、『記憶のデザイン』(筑摩書房、2020年)、吉川浩満との共著に『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。――古代ローマの大賢人の教え』(筑摩書房、2020年)など。

「2022年 『自由に生きるための知性とはなにか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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