ニッポン４７都道府県正直観光案内

著者 : 宮田珠己

• 本の雑誌社 (2019年1月22日発売)

感想・レビュー・書評

[taguttiさんの感想 · 2019年5月29日]

＜目次＞
全４７都道府県

＜内容＞
４７都道府県のうち、前半はWEB「本の雑誌」上で、後半は雑誌「本の雑誌」連載されたものを、まとめたもの。
確かに個人的な感想としての観光案内。読んでいると、海を潜ることやB級スポット探訪とか、好きなんだね、とわかる。ゆるい文章も椎名誠譲りか？

[Pecteilis radiataさんの感想 · 2019年5月29日]

　自分勝手に観光地基準を設定する度胸にほれた。

　と言いつつもここで紹介されている場がマイナーばかりというわけでもなく、では早速行ってみようというレベルにも達しない。

　という事でここまで観光案内を作ってしまったのならば次は実際に行ってみるツアーでもやってもらいたい。

　著者さんそこまでできる？

[本屋のおっさんさんの感想 · 2019年5月24日]

日本全国の観光地を読み主観コテコテにゆるく案内。
メジャーなスポットは「行くといいでしょう」と片付けて、B級スポットは「強力おすすめです」と絶賛。
とにかく面白い。
テキトーな案内なのに、行ってみたくなるから面白い。

[kofsanさんの感想 · 2019年5月13日]

作者の主観で、各都道府県の見どころを紹介している。
軽い読み物。
変わったところに行きたいときに再読すると良いかも

[eraさんの感想 · 2019年5月12日]

この人なんでも知ってる

[tetsuzoさんの感想 · 2019年5月6日]

個人的には秋田の鹿島さまにとても惹かれた

[やんちさんの感想 · 2019年4月30日]

作者独自の視点から47都道府県の見るべきところを紹介したユニークな一冊。
しいて言えば、B級グルメ案内的な観光案内本。

[ボマルツォさんの感想 · 2019年4月17日]

47都道府県ごとに、行って見て体験してほんとに満足できるであろう観光スポットを、有名どころ、知る人ぞ知るところ含めて正直目線で書かれている。ともするとB級スポットの羅列になりかねないところを、意外や作者のマニアックポイントも残しつつ、王道を行っている。写真が一切なく、作者のゆるい（でも明らかに上手くなってる）イラストもいい味出している。詳細な地図や写真もなく、イラストのみというのは、大航海時代前のヨーロッパ中世の奇譚集や博物誌のようにという、作者の仕掛けかもと思うのは考えすぎかな？

[ymkmさんの感想 · 2019年4月15日]

別記

[jkrabiさんの感想 · 2019年4月4日]

旅好きでその県の色を知りたいと思い手に取る。なるほど、一般的な観光本ではなく、著者の思い入れが思いっきり入った一冊。
著者が熱く語るが、写真が無くいまいちすごさがイメージできないのは残念だが(普段はスマホでの記事を読んでいるのでそれと比較してしまう)行ってみたいところがたくさん見つかり、楽しい。

著者プロフィール

旅と散歩と石ころと変な生きものを愛し、いかに仕事をサボって楽しく過ごすかを追究している作家兼エッセイスト。その作風は、読めば仕事のやる気がゼロになると、働きたくない人たちの間で高く評価されている。主な著書は『いい感じの石ころを拾いに』（中公文庫）、『東京近郊スペクタクル散歩』（新潮社）、『アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険』（大福書林）、『明日ロト7が私を救う』（本の雑誌社）など。

「2023年 『路上のセンス・オブ・ワンダーと遥かなるそこらへんの旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」