立体交差/ジャンクション

著者 :
  • 本の雑誌社
3.43
  • (2)
  • (3)
  • (8)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 106
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860114244

作品紹介・あらすじ

昼も。夜も。工事中も。
大山顕が追い続ける
ジャンクション
ここに集結。

都市に、野山に、水辺に広がる魅惑の巨大土木建造物。
著者入魂のジャンクション写真集。

生麦事件は「交通事故」だった?!
書き下ろし論考『立体交差論』を収録。

東京、大阪、京都、福岡、北九州etc。
列島に張り巡らされた高速道路網を、(主に)脚元から臨む。
建設中の風景も多数開陳、全写真に著者コメント付き。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 写真をパラパラと眺めるだけでも、その被写体、撮影手法等々の凄さに感嘆するが、終わりに記載されている論考が素晴らしい。社会洞察力、派生及び帰結に優れ造詣深い。

  • 高速道路のジャンクションをしたから仰ぎ見る写真集。

    すずきは3か所のジャンクション写真撮影のために大山顕さんの運転手をしました。

  • どのジャンクションも「よくもこんなでかい構造物を作ったよな」と感嘆に息を呑む。どこも素晴らしいけれど、やはり箱崎ジャンクションは圧巻。「写真集」なので仕方がないのかもしれないけれど、各ページにページ番号が振られていないために、巻末の説明ページとの対応を把握しづらかった。また、広角レンズでの撮影は方向が認識しづらくなるので苦手。今後は撮れるところからの写真だけでなく、ドローンなどを使って、今までは撮れなかった角度からの写真を期待したい。

  • 立体交差の美しさに魅せられた男の写真集
    です。「立体交差萌え」です。

    ”普通の人”としての感想は、「よくまあ
    これだけのモノを人が造ったものだ」と
    あきれるやら、日本の土木技術に感心して
    しまうやら、です。

    一方で道路予算は恐るべき金額なのだと
    理解できる一冊でもあります。

  • 思ったより分厚くて重い1冊でびっくりした・・・

  • 写真はすごく綺麗だけど本のサイズが小さすぎるのでより大きなサイズで見たい!

  • 眺めていて楽しい!
    とあるジャンクションのほぼ下で働いていた身としては、立体交差の魅力は、やはり夜に下から見上げたときのディストピア感かと。たまらん!

    今までで一番ゾクッときた阿波座が紹介されていたのが嬉しい♪

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

写真家/ライター。1972年生まれ。工業地域を遊び場として育つ。
千葉大学工学部卒業後、松下電器株式会社(現Panasonic)に入社。シンクタンク部門に10年間勤めた後、写真家として独立。出版、
イベント主催なども行っている。
著書に『工場萌え』(石井哲との共著、2007年)、『団地の見究』(2008年)、『ショッピングモールから考える』(東浩紀
との共著、2016年)、『立体交差』(2019年)など。
Instagram: @ken_ohyama、Twitter: @sohsai、Facebook: 大山顕(Ken Ohyama)。

「2020年 『新写真論 スマホと顔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大山顕の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×