男どき女どき 上 (大活字文庫 86)

著者 :
  • 大活字
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860552091

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  • <本の紹介>
    成功する時を男時、めぐり合わせの悪い時を女時という-。著者最後の小説4篇に珠玉のエッセイを加えた、ラスト・メッセージ集。大活字本の上巻。

    この本は多分どこかの本でオススメされていて、リストアップしといて借りてきた本。借りてみて、あまりの字の大きさにビックリでした。

    大活字文庫っていう文庫から出ていて、この文庫は「見えない、見えにくい人の為に」って文字を大きくして出版してる。個人的には、多少小さめの文字の方が早く読めて良いんだけど、そういう人ばっかりじゃないしこういうのもありなんだろなと思います。ページをいっぱいめくれて、なんか読むのが楽しかったです。
    「同じ本で出版年月が一番新しい本=一番誤字等が修正されている版」てイメージがあったんで新しいものを予約するようにしていたとこで、見事に引っかかった感じ。。。

    で、読んでみた感想。
    難しい言葉が少なくてすんなりさくさく読めて、あっという間に一冊読んだ感じでした。
    「あり?もう?」って。短編集だし、知識を増やすために読むというよりは気分転換に読むのにいい本だと思います。

    俺としては、ちょっと物足りなかったかも。。。

    まぁ、いろんな本を経験することも目的にしてるんだしこれはこれでオーケーでした。
    最近、目が悪くなってきた読書好きにはいいかもしれないっすね。

  • この中にある「ビリケン」という短編。
    実に淡々としていて、それでいてひねくれていて好きだ。
    いつかこんな作品を書ける人物になれるだろうか。

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著者プロフィール

向田邦子(むこうだ・くにこ)
1929年、東京生まれ。脚本家、エッセイスト、小説家。実践女子専門学校国語科卒業後、記者を経て脚本の世界へ。代表作に「七人の孫」「寺内貫太郎一家」「阿修羅のごとく」。1980年、「花の名前」などで第83回直木賞受賞。おもな著書に『父の詫び状』『思い出トランプ』『あ・うん』。1981年、飛行機事故で急逝。

「2021年 『向田邦子シナリオ集 昭和の人間ドラマ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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