- Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860631949
感想・レビュー・書評
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なぜ“ディズニー”に対して、多くの人がワクワク感を感じるのか。それは第一に第二にも、とにかくストーリーの力だと思う。
ディズニーといえばストーリー。
アトラクションの多くはストーリー仕立てであり、人はその世界観に没入することができる。さらには、アトラクションに乗るための長い待ち時間。その待ち時間が深い深い没入感を与えてくれる。
しかし、スマートフォンという現実的な非現実(?)に対する依存度が高まってきた今。待ち時間にスマホばかりみてる、なんてことが起き得るのでは…?と心配になってしまった。せっかくの世界一の世界観にいても、電車内でスマホを見てるのと何ら変わらない。
日常の中でも、スマホの世界ばかりに気を取られてしまって、面白い“何か”を見逃してるかもしれない。なんかもったいないなあ、なんて思った。
スマホ持たずに散歩でもしようかな。
複数の柱を持つこと。
ディズニーといえば、アニメ、アトラクション、グッズ。複数の柱がある。
例えば、これがアニメしかなかったらどうだろう。
そのアニメの流行りが終われば飽きられてしまう。
アトラクションしかなかったらどうだろう。
入園料でしか利益を出すことができない。
グッズしかなかったらどうだろう。
グッズを買う動機がなくなってしまう。(ストーリーが消える)
複数の柱があり、各柱の新陳代謝によって常に安定し、さらには相乗効果が生まれている。
“相乗効果”って、バカにならないなって思った。
でも…
人脈広める〜とか
あれもこれやる〜とか
あんまり好きじゃない。目の前の1つのことに没頭していたい。
けど、頭ごなしに嫌ってばかりはただの頑固者でしかないのかも。
他人の靴を履くことで見えるもの。
「他人の靴を履く」個人的に好きな言葉。
自分の人生では、自分の靴を履く。
だけど、自分の靴を履いて歩いてばかりでは、他の人の苦労が分からない。
私の好きなアーティストのこんな歌詞がある。
『君の嫌いなあいつも 大切な誰かの未来図を 作るため泣きながらナイフを 振りかざして自分を傷を負ってるのかも』
その人の立場に立たないと見えないことがある。
他人の人生を生きるつもりなんてないけど、
他の人の立場で知るべきことって、あると思う。 -
ウォルトの目標が今も(ウォルトの死1966)受け継がれている
1.良質なショー
2.清潔さ
3.愛想のよい人々
他の遊園地とは違う所にする!
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こういったアイディア本は、サクッと1〜2時間で読めてしまうものが多いが、当書籍も同様であった。
色々とディズニーのことが書いてあったが、個人的に一番重要だと感じたのは、「理念の設定と実行」である。
アイディアの中で紹介されていたものは、すべてディズニーが掲げているビジョン、「世代や国境を超えて、あらゆる人々が楽しめる世界をつくる」を体現しているものだと感じる。
したがって、ディズニーが実施してるものを、ただコピーしたとしても意味がない。自分の会社にとってのVision-Mission-Valueはなにか?を考えて、そこから落とし込まないと、ただの小手先の行動になってしまうだろう。 -
仕事で使うには職種が限られるかも。お客様にとってのエンターテイナーになる。人々を楽しませる。顧客だけでなく従業員にも配慮を。
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新規の顧客を獲得するより、既存の顧客に販売するほうが効率的である。
また、お客様が求めているものを、販売する。サービスに、ストーリーをつくる。 -
ディズニーってすごい!
ディズニーランドって苦手だったけど
もう1度行ってみたいと思った -
読み物というよりも、トピックスをさっと拾うイメージなら読むに耐え得る。