- Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860634636
感想・レビュー・書評
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問題に対してラテラルシンキング(水平的思考)を用いて様々な選択肢を想像できるようになるために、日頃からあらゆる分野に感性を働かせ常識こそ疑ってかかる姿勢を持つと良い。AIはロジカルシンキングによって最適解を導き出す仕組みになるため、人間らしいアイデアを生み出すためにも今後必要な考えになっていく。
よくある話。事例と例題を知識として目を通せば充分。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
■ロジカルシンキング(垂直思考)
学校で教わる
正解は1つ症候群
「こうあるべき」「こうせねば」
●ラテラルシンキング(水平思考)
問題解決につながればすべて正解
「それもアリだね」
★疑う力「なぜ?」「本当?」「今はね」
自動車事故が激減
魔のカーブ→ガードレールを外して、センターラインを消す。すると、ドライバーは危険を感じる。なんでも増やせば良いってもんじゃない。
★抽象化
フォード社
馬車→速く移動→自動車
★セレンディピティ
当たり前のことこそ驚くクセをつける
まさに特別支援の考え方。
今までのやり方だったり、周りに合わせるのではなく、問題解決に必要なことにフォーカスする。
ラテラルシンキングの力を鍛えることは絶対に必要。 -
ゴールへの選択肢を拡げるラテラルシンキング。
掘り進めるロジカルシンキング。
疑う、そして自由な発想でずるい!と言わせよう。 -
セレンディピティ
→偶然起きたことを、別の何かと結びつけて新たな力を見出す能力(転用能力)
目的があるからムダが生じる
→目的によってはムダなことが異なる
目先の報酬ではなく、最終的にメリットのある報酬や仕組みをつくる -
ラテラルシンキング面白い
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ラテラルシンキング(=水平思考)って何?に答える本。ロジカルシンキング(=垂直思考)が教育現場で一般的な事を背景に、急速な時代の変化に対応すべくラテラルシンキングの必要性を具体例を交えて解説している。
その思考法に必要な3つの力として、1.疑う力、2.抽象化する力、3.セレンディピティを上げている。
題名にもなっている「ずるい」とはコロンブスの卵や干支のネズミの様に、発想により最小の努力で最大限の結果を出す事。つまり、過程より結果に重きを置いた思考法であると言えます。読みやすいのでサラッと読めます。 -
ラテラルシンキング
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タイトルに興味を持ってプライムリーディングで購入。ラテラルシンキングという水平思考に関する本だった。ロジカルシンキングも大切だが、これからの時代創造性を発揮するため、ラテラルシンキングも必要。ラテラルシンキングを手に入れると、制約に囚われず、自由で斬新な発想ができるようになる。なかなか難しいが、前提を疑い、チャンスを逃さないように習慣付けたい。そうすれば、視点や視野が広がると思う。
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参考になった。
割と得意! -
タイトルを最後まで読まずに、「ずるい考え方」というタイトルに惹かれて読み始めたら、思っていた内容と違ったが、楽しめた。
本書では、ロジカルシンキングに相対する考え方として、ラテラルシンキングという思考法を紹介している。
普通は何か解決したいことがあるときに、A→B→C…というふうに順番に(論理的)に考えていくことが多いが、ラテラルシンキングではA→Zのように、理想とする終着点を先に決めて、そこにいく道筋について自由な発想を展開していく。
ラテラルシンキングで得たアイデアをロジカルシンキングで熟考していく方法を筆者は提案する。
本書ではラテラルシンキングを実践する際のヒントが紹介されている。どれも納得できる方法だ。しかしすぐに実践できるものではなく、実際に行うにはトレーニングが重要と思われた。
私はラテラルシンキングを「ずるい考え方」とは全く思えず、タイトルに違和感を感じてしまったので、星3つとした。