風はなぜ吹くのか、どこからやってくるのか (BERET SCIENCE)

著者 :
  • ベレ出版
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860644338

作品紹介・あらすじ

風は直接、目に見える現象ではありませんが、私たちの生活を大きく左右する天気の要素のひとつです。本書では、そんな風が吹く仕組みを解説します。海風・陸風やフェーン、ビル風といった身近な風から、やませ、だし、おろしといった地域特有の風、偏西風などの地球規模の風、低気圧や台風の風、気候と風の関係、風の利用や予測など、風に関する話が満載です。捉えどころのなさそうな、大気の流れを調べている研究者が、風の「姿」を捉える旅に招待します。

感想・レビュー・書評

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  • 気象学の中でも中核となる風に特化して,専門書レベルまでの内容をわかりやすく解説している。

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB1874959X

  • 気象学の本。タイトルのとおり、風を話題の中心としているが、幅広い気象現象(とくにマイクロスケール以上)を、ある程度科学的に(大学教養レベル)解説している。ブルーバックス数冊分の内容をテンポよく解説してあり、グイグイと読ませる。流し読みではもったいないレベルの詳しさで書かれているが、図書館の返却期限がきてしまった。再読したいものだ。

  • 【展示用コメント】
     風はどこから、そしてどこへ

    【北大蔵書目録へのリンク】
    https://opac.lib.hokudai.ac.jp/opac/opac_details.cgi?lang=0&amode=11&place=&bibid=2001652400&key=B151608117423625&start=1&srmode=0&srmode=0#

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著者プロフィール

慶應義塾大学法学部日吉物理学教室教授、自然科学研究教育センター副所長
京都大学理学部卒業、京都大学大学院理学研究科博士課程(地球惑星科学専攻)修了。理学博士、気象予報士。
2005年名古屋大学大学院工学研究科COE研究員、2008年慶應義塾大学専任講師、准教授を経て、2020年より現職。その間、2014~2016年フランス・エコールポリテクニーク客員研究員。
専門は気象学、地球流体力学、惑星大気科学など。
主な著書に『風はなぜ吹くのか、どこからやってくるのか』(ベレ出版、2015年)、『法学・経済学・自然科学から考える環境問題』(共著、慶應義塾大学出版会、2017年)など。

「2020年 『はじめての大学教養地学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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