- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860644741
作品紹介・あらすじ
世界の自然や文化のちょっと気になる疑問を解き明かす世界地理の入門書です。「ヨーロッパとアジアの境界はどこ?」「人種って何?」「イスラムの女性が全身を覆う衣服を着るのはなぜ?」など、よく考えてみると意外と知らない事柄を、広く深く掘り下げながら明らかにしていきます。地理の好き嫌いにかかわらず、様々な知識が得られて楽しめる内容です。きっと毎日のように目にする世界のニュースの理解も深まるでしょう。読んで納得、知って役立つ地理のおもしろさが詰まった一冊です。
感想・レビュー・書評
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雑学がいっぱいで面白かった。地理的な事柄だけでなく、文化も記載されていて、意外だと感じることがたくさんあった。
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EVERNOTE登録済
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地理の先生を退職して、一般向けに
地理を教えるっていう生き方もありだな、と。
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様々な分野に関する情報が網羅的に書かれていて、さらっと読むのにちょうど良い。一般的に話題になっているようなことも多く掲載されている。
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なんとなく雑学が並んでる
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第一章のコラムで列挙された国名の由来がよかった。
●カスピ海
ロシア
カザフスタン
トルクメニスタン
イラン
アゼルバイジャン
以上5ヶ国に囲まれた世界最大の湖。面積37.4万㎢で日本の総面積とほぼ同じ。
流れ出す河川が存在しない、湖水が塩水であることなどから海の要素を持つ。一方、外洋と接続していないことから湖でもある。
・海とみなした場合:国際海洋法条約が適用され、排他的経済水域を主張できる。
・湖とみなした場合:国際法では資源は「沿岸国の共同管理」。
カスピ海の中でも石油や天然ガスの埋蔵量はアゼル・トルク・カザフに偏っているため、この3国は「カスピ海は海」と主張。
イランは湖と主張。
ロシアは当初「湖」寄りだったが近年3国に歩み寄っている。
未解決。 -
イギリスに美食文化が発達しなかったワケ
1.高緯度ゆえに日射量が少なく、野菜や果物類が乏しく食材の種類が少ない
2.プロテスタントの多いイギリスでは質素な食生活が求められた
3.産業革命の影響で、都市の労働人口が急増ひたぎ、生活環境は劣悪で、狭い住居に水道や台所はなく、まともな料理を作れなかった。パンとジャガイモが主な食事で、バターや紅茶がつくことがある程度。 -
パラグアイ、ウルグアイのグアイは川。
ロシア、マレーシア、エチオピアのiaは〇〇の土地。
ウズベキスタンのスタンはペルシャ語で土地。ランド。
ネシアは、ギリシャ語で島。
カスピ海は淡水の湖だが、湖と認識されると、周辺諸国で資源共同開発。海と認識されると、排他的経済水域。
スラブ系言語ラテン系言語ゲルマン系言語がヨーロッパにはある。 -
とても満足
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軽い読み物として面白い雑学がいっぱい。ただそこをそう言い切っていいのというようなところもたまに見かけ、内容をそのまま鵜呑みにするのはいかんような。