情報通信技術はどのように発達してきたのか (BERET SCIENCE)
- ベレ出版 (2016年8月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860644857
作品紹介・あらすじ
私たちはパソコンやスマホでインターネットやメールなどの情報通信を日々おこなっていますが、それがどのようなしくみで動いているのかについては難解なためほとんど理解できず、知らずに過ごしています。しかし、この複雑・高度な情報通信技術も、発展過程における節目節目でのしくみを1つずつ理解しながら積み上げていけば、基本的なところは理解できるようになるはずです。本書は、電気のない時代から、電線、電波、光ファイバーによる通信に至るまで、情報通信の発展の歴史を振り返りながら、今までわかるはずがないと思い込んでいた通信の技術を理解していくことを目指します。
感想・レビュー・書評
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2016.10.12 10/2610/18返却
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とても分かりやすく情報通信の歴史を俯瞰することができた。
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請求記号 547.02/I 57
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いままで見たなかでは一番わかりやすく、現代の通信システムについて、解説してくれている本でした。
小学校でも入れてもいいとこも、あるだろうなぁ。
類書、ないし。
中・高は必要だとおもうよ。
2017/02/03 更新 -
腕木通信からFTTHまで、情報通信技術の発達史についての本。
腕木通信って、見れるのはともかく、いつ情報が送られてくるか分からない気がするのだけど、いつ送るかという決まりはあったのだろうか。まあ、昼じゃないと見れないわけだし、その間は誰かしら見てる人がいたのかな。ただ、これって目が良くなくちゃ無理だな(昔はそんなに目が悪い人は少なかっただろけど)。
電信が普及したときは、電信線が道路を覆って昼間でも薄暗かったのだとか。日本は現在でも電線が多いと聞くけど、減ってくのだろうか。
後この本はCoffee Breakという雑学コーナーがあり、それがちょっとおもしろかった。世界で二番目に電話機で話されたのは日本語だとか(1866年の伊沢修二と金子堅太郎の二人)。後、トランジスタを発明した3人は仲が悪かったとか。
ところで、うちの家のインターネットはFTTHではなくてCATVなのだけど、この本読んでるとやっぱり仕組み的に遅いんだなと。なんか遅いような気はしてたんだよなぁ(その分、安いけど)。