はじめての地質学―日本の地層と岩石を調べる

  • ベレ出版
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本棚登録 : 110
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860645229

作品紹介・あらすじ

いま立っている(座っている?)地面は何でできているでしょうか。
アスファルトでしょうか、土でしょうか、それとも砂でしょうか。それでは「土」や「砂」って何でしょうか。それは「鉱物」です。鉱物とは、天然でできる無機物質のことで、土はおもに粘土鉱物からなり、砂は石英などの硬い鉱物からなります。鉱物は地層や岩石をつくる最小単位で、地層や岩石の集まり・集合体が「地質」となります。
本書では、足元の下がどうなっているのかから始まり、地球の奥深くを探りながら、地質学の歴史、日本列島のなりたちや地下資源、地震や火山について考察し、日本の地質の特徴、地形風景の見方・楽しみ方も紹介していきます。

感想・レビュー・書評

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  • シームレス地質図 ネット公開、活断層データベース

  • 教科書でした。
    復習にはなりました。

  • 私は地球科学専攻の大学2年生ですが
    こちらの内容は大学で習う内容もかなり含まれていて
    かつ優しく書かれていて
    初学者でもかなり扱いやすい内容です

    テーマごとで何個も分けられており
    隙間時間も有効に使えます

    自分は一般地質学を学ぶ前
    学んだ後の2回読みましたが
    学んでからの方が
    そういうことか
    そうだったのか
    と色々共感や発見がありました

    本当に地質学を学びたい方用かなと思います

  • まさにタイトル通り。
    期待してたよりももっと専門的というか、教科書的なものだった。地質学なので、広く、浅くといった感じ。
    地質学の基本を身に付けるにはもってこいだが、重要な単語がさらっと書かれ過ぎて見落とすこともありそう。

  • ●馴染みがなくて、よくわからんとこが多かった。地質学を初めて学ぶなら、他の本の方がよい印象。

  • <閲覧スタッフより>
    地質学というと何やら難しそうですが、私たちが立っている大地がどうなっているのかという身近なものです。地震や火山噴火、温泉。天然ガスや石油、金属、宝石。どれも地球の活動がもたらします。実は身の回りにある地質学。この本は日本の地質学についてわかりやすく書かれた「はじめて」さん向けのものです。まずは1冊、読んでみませんか?
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    所在記号:455||ハシ
    資料番号:20105802
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  • 一般教養くらいの感じか。地質図からして、私らのころとは変わっていることが結構あるのね。それだけでも楽しかった。

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著者プロフィール

地質学の発展や普及を目指して1893年に創立され、2018年に125周年を迎える。
大学をはじめ研究機関の研究者や小中高校の教員、地質学を学んで社会に役立てるために仕事をしている技術者、大学生、大学院生、地質学が好きで勉強している人など約3800人が所属。
地球・生命の進化、環境の時代的変遷といった基礎的な課題に加え、自然災害や資源など応用的な分野もカバーする、日本の地球諸科学関連学協会の中で最大規模の学会。

「2017年 『はじめての地質学―日本の地層と岩石を調べる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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