思い出をカタチにするヒント: 捨てられない布やモノでつくるアイテム28 (天然生活ブックス)

著者 : 西村玲子

• 地球丸 (2004年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[riemyさんの感想 · 2006年3月28日]

いろんな素材を使って、ルーズなどこかヌケ感のある作品がこの人の持ち味。
クラフトよりもアート寄りのものとして見ないと、がっかりするかも。
作品の作り方も載っているが、あくまでもテクニックをきっちり説明しているのではなく、素材選びのセンスが重要なカンジ。

[風都月さんの感想 · 2006年3月12日]

西村玲子さんの素敵な本が出ました。

人気の『天然生活』という雑誌（に、なるのかな？）の１２月号にも幾つか載っていますが、
西村さんの作る小物は、ミシンを使わない、手縫いで作る小物なんです。
思い出があってどうしても捨てられない物って、いろいろとありますよね。
そういう物を使って、手縫いや手描きでいろんな小物を作っている西村さん。
こちらの本には、西村さんの作った小物２８点の作り方（とても詳しいです♪）のほか、
エッセイも収録されています。

ミシンを使わなくても、こんなにいろんな小物が作れるんだという、
嬉しい驚きがありましたね（うちにはミシンがないので・・・^^;）。
学校の家庭科でよく手縫いをしましたけれど・・・最近はすることってなかったですし。
ちゃんとした物って、やっぱりミシンがいるんだと勝手に決め付けていましたね ^^;

改めて、手縫いの楽しさ、良さを教えてくれる本だと思います。

著者プロフィール

■西村 玲子（ニシムラ レイコ）
イラストレーター、エッセイスト。大阪生まれ。
イラストレーターとして仕事を始め、現在まで第一線で活躍。
ファッション、インテリア、旅、映画などを通して、心地よい暮らしの提案をしている。
手作りアクセサリーやパッチワーク、コラージュなどの創作活動にも力を入れており、年１回個展で発表している。

「2019年 『西村玲子の絵と手とことば』 で使われていた紹介文から引用しています。」