シェルシーカーズ 上

  • 朔北社
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  • Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860851170

作品紹介・あらすじ

心筋梗塞をおこし病院から退院したばかりの老齢を迎えたペネラピは、生きることへの喜びを感じつつ、これからの人生をおろそかにしないと誓う。すでに成人した三人の子どもたち。画家の娘として生まれ、家族や友人たちと過ごしたロンドンやコーンワルの日々。戦争中の間違った結婚。そして新たな恋…忘れていた過去の思い出が蘇る…戦前、戦中、戦後を描くイギリスのベストセラー作家長編代表作。

感想・レビュー・書評

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  • いかにもイギリス的な情景の、親子三代に渡るファミリーサーガ。上巻だけで1ヶ月近くかかってしまった。あまりにも自分の今の状況に似ているため、読むのが辛いというのもあるが、あまり起伏がないので退屈。ファミリーサーガというと、スタインベックの『エデンの東』が一気読みも苦でないくらい素晴らしい作品だが、これにはそこまでの面白さはない。物語の状況は非常に自分に似ているのに、どの登場人物にも入り込めない珍しい本でもある。

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著者プロフィール

1924年、イギリスに生まれる。18歳より『グッドハウスキーピング』『レディーズ・ホーム・ジャーナル』等を中心に数多くの短篇を発表。代表作『シェルシーカーズ』(朔北社)は世界的に1000万部を売るベストセラーとなった。短篇、中編、長編を多数発表。2002年にOBE勲章受章。2019年没。

「2022年 『ロザムンドおばさんの花束』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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