パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学

著者 :
  • クレヨンハウス
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本棚登録 : 1360
感想 : 124
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861013430

作品紹介・あらすじ

脳研究者・池谷裕二さんが、娘さんの4歳までの成長を、脳の発達と機能の原理から分析し、子育てのコツとして惜しみなくご紹介!専門家だから伝えられる「脳科学の育児術」は、大人にとっても新しい発見があること、間違いなしです。

感想・レビュー・書評

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  • はじめにの部分を読んでみたところ、何かこうあるべきと主張する様な本ではなく、パパが娘さんの子育てをしながら脳の成長していく様子を綴っている日記だという印象を受けた。とても読みやすく、読んだ後にとても温かい気持ちになる本。どうゆう声かけが有効か書かれていて参考になる。あくまで子供によって成長スピードは異なることを前提としている著者のスタンスも万人に受け入れやすい。

  • (ブクログで、いいコメントを見かけたので、読んでみたいなと思った一冊。)

  • まだ読んでいる途中。赤ちゃんの発達について、脳の中でどんな現象が起こっているのか、エビデンスがあるお話をもとに組み立てられているので、すごく面白かったです。改めて、赤ちゃんが誕生すること、発達していくことの凄みを実感できました。

  • ★★★★★ 心が動いた名著。何度も読み返したい
    ★★★★☆ 暇な時に読み返したい
    ★★★☆☆ 読み返しはないが面白かった
    ★★☆☆☆ 面白くなかった
    ★☆☆☆☆ 同上

  • 脳研究者が、生まれてから4歳までの1ヶ月ごとの我が子の成長の観察と脳科学的にどういう意味を持つのかが書かれている。脳科学的な説明の部分は、小難しくなく、わかりやすい。

    子供のちょっとした成長をよく観察しており、その視点で観察し続けることができるのは研究者ならではでだろう。
    親以外の視点を持つことで子育てを客観的に見ることができるため、他の子供と比較し落ち込んだり焦ったりすることが一般の人より少ないのではと感じた。

    印象に残ったのは、
    脳の成長には入力より出力が大事ということと、
    褒めて育てる方が叱るだけ、あるいは叱ると褒めるの両方よりも学習能力が高くなること。
    褒めると言っても、何を褒めるか、タイミングの難しさ 
    虐待された子は、トラウマボンディングによって、かえって養育者に好意を示す という部分。

    子供がウソをつくようになるのも脳の成長とか
    穏やかに子供の成長を見つめる姿勢が微笑ましかった。

  • 子供が生まれてから5歳になるまでの成長過程を脳の発達という目線で観察しまとめたもの。
    これを読んだ上で我が子の成長を見ると感動もひとしお。

    特に印象深かったのは五感情報もすべて2進数のピピピ情報であるという真実。
    まさに目から鱗だった。
    考えてみればその通りで、世界のあらゆる情報を、人間の脳はセンサとCPUと同様に、2進数で受け取らざるを得ない。
    人間がどれだけマシンに近いか、はたまたコンピュータサイエンスがどれだけ人間をモデルにして進化してきたのかを考えさせられる。

    育児本と脳研究本の間に橋をかけるような、有益かつ楽しい良書。

  • 参考になった部分も多いが、著者の子供の成長が早いため、自分の子と他人の子の成長を比べてしまう人にはお勧めできない。自分の育児が悪かったのか?と落ち込んでしまうので。

  • 〜パパ目線で子供の行動が理解できる〜

    みなさん、おはようございます☀️
    ママ専門コーチのゆうきです。

    ▷ママがワクワクする本紹介→ https://www.instagram.com/bookmamaaaa/
    ▷ラジオ版→ https://www.instagram.com/kosodatenomikata

    いつもご覧いただきありがとうございます♪

    ーー内容ーー
    脳科学から見た0〜4歳児の成長がわかる。専門家による「脳科学の育児術」と、自称「親バカ」エピソード満載で、ほっこりしっかり学べる一冊。子育てを「頭」で理解したい人にもおすすめ。パパにもおすすめな育児書です。

    ーー感想ーー
    まえがきの「親なんていなくても立派にやっていける子になるように育てることが本来の育児の姿」に深く賛同。

    じゃあどうすれば子供が立派に育つのか。

    本書は4歳までの脳の発達とそれに合わせた親の関わり方が書かれています。「うちの子もう間に合わない?

  • ほのぼのとしたエッセイで、愛情に溢れた文章に和みました。脳科学についてはあまり意識せず、ひとりのお父さんの子育て本として読みましたが、面白かったです。

  • 面白かった!子どもの反応にこういう意味があったのか!子育て中に知りたかった気もするが、今だから余裕で見ることが出来る、とも思う。
    最終的に自分で考えて生きていけるように育てたいために、考えさせる、褒めて育てる事は忍耐力と時間がかかるが、結局は効果的なんだ、というのが印象的でした。
    小さい子の世話をする人すべてにおすすめです(^^)

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著者プロフィール

監修:池谷裕二
脳研究者。東京大学大学院薬学系研究科薬学専攻医療薬学講座教授。薬学博士。一般向け書籍の累計発売部数100万部超え。

「2023年 『3ステップ ジグソー知育パズル どうぶつ だいずかん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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