- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861136771
感想・レビュー・書評
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いかにも大衆受けが良さそうな表紙から第一印象は「間違った知識が書いてそう」と思いましたが、実際読んでみるとしっかり学術的に証明されているものばかりでした。
特に私が関心を抱いたのは、最初に心理学史がざっくりとまとめられている点です。成り立ちからジャンルの多さをたった4ページにまとめてあり、全体像を把握するのにはもってこいでした。
少し大げさに書かれている部分はありましたが、心理学をこれから学びたいと思っている方にはオススメできる一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【感想】
「マユツバものだな~」というのが1番の感想。
全否定するつもりは一切ないが、正直「心理学(術)」という一言でセグメントできるほど人間って単純じゃないと個人的には思う。
タイトルにあるとおり、「他人を支配する」なんて以ての外だ。
発表する舞台に立つに至って、まぁやらないよりかはやった方がマシなんだろうな程度の効果を期待して読む本かな。
【内容まとめ】
1.「人を操る」とは、「良好な人間関係を築くこと」につながる。
2.「黄昏時効果」夕方になると疲労や周囲の暗さなどが相まって、激しく低下して思考力が鈍り、周囲の意見に巻き込まれやすい。
ヒトラーは演説を黄昏時に行なう事にこだわった。
【引用】
「人を操る」とは、「良好な人間関係を築くこと」につながる。
p19
・ヒトラーは演説を黄昏時に行なう事にこだわった。
人間の思考や判断能力は、朝起きてからの経過時間や周囲の気象の変化によって上下の波を繰り返し、夕方になると疲労や周囲の暗さなどが相まって、激しく低下して思考力が鈍り、周囲の意見に巻き込まれやすい。
→「黄昏時効果」
・演説の最中で同じフレーズを何度も繰り返して語る。
特定の刺激を繰り返し人に与える事で、その刺激や刺激をもたらす人やものに対する警戒心を解き、逆に好意を抱かせる。
→「単純接触」
・同じテーマを違う角度や違う言い回しを用いて繰り返し訴えかけた。
目的に対して障害が多いほど、それを乗り越えて目的達成しようとする気持ちが高まる!
p25
赤やオレンジなどの暖色系の色は温かさやポジティブさを感じさせる色
青や緑などの寒色系の色は冷静さや涼しさを感じさせる色 -
タイトルが面白そうだったのと真っ黒な表紙に惹かれて購入。
内容としては、一般的に知られる内容がほとんどでがっかりでした。
ただ、言い回しなどはわかりやすいので心理学の入門書というスタンスで読むとすればわりと楽しめるかなと。
しかし、ある程度心理学の心得がある人には物足りない内容なのは明白で、タイトルが素晴らしかったぶん、中身が追いついていなかったというのが如実でした。
「実践心理学入門」とかのタイトルなら納得いく内容です。 -
無意識下の洗脳ほど怖いものはない。
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よく聞く心理学ではあるが、再発見できる内容であり、学術的な内容でもあるので楽しめました。
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全然黒くない
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軽い。内容が極めて軽い。
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どこかで見たことのある知識の総集編。
読みやすいが統一感に欠ける。