茶の涙-Larmes de the'- 1 (マッグガーデンコミック EDENシリーズ)
- マッグガーデン (2010年7月14日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861277504
感想・レビュー・書評
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日本茶の突然の輸入禁止を受け、フラン政府との交渉にやって来た農水省の若手職員・ハルカ。
そして、かつて日本の有名な茶商で、筆頭茶師を務めた男・内藤 涙と出会う。
そして、傲慢なフランス漁農相に立ち向かう。
果たして、その結果は?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2010/07/16:表紙絵で使用されている茶器、「日本茶ソムリエ・和多田喜の今日からお茶をおいしく楽しむ本」に載っていたのによく似てるな~と思っていたら、予想通り?和多田氏がアドバイスされているようです。
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意外と良くできてる!
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うんちく+人情モノのお茶漫画。
日本茶について知っているようで知らないなぁ、と思いました。
女の子がもう少し可愛く書かれていると好みです。 -
ジャンル限定型グルメマンガ・日本茶バージョン。氷出し玉露は絶対やろうと思った!
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再読ー。
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「神の雫」や「ソムリエール」を読みたいと思っていますが、自分がそこまでワイン通ではないため、共感できるかなあと思っていたところに見つけた本。
これは、日本茶ソムリエの話です。
緑茶がメインの話とは珍しいですが、とうとう、利き茶の話で、物語が作られるようになったんですね。
てっきり日本での話かと思いきや、話の舞台はなんとパリ。
意外感にワクワクします。
美食の国、ワイン王国のフランス対伝統的日本茶老舗茶舗との比較に、スケールの大きさを感じます。
人間ドラマも織り込まれており、なかなかどうして、飽きさせない面白さ。
タイトルから、(涙が出るほど美味しいお茶の話)かと思いましたが、涙とは主人公、ルイの名前でした。
もちろん、涙が出るほど美味しそうなお茶の話も、いろいろと紹介されていますが。
日本人も知らないような日本茶の蘊蓄も学べます。
時間をかけてじっくり抽出された、氷出し緑茶を飲みたくなりました。
アルジェリアで、戦後日本茶が飲まれていたとは初耳でした。
お茶は世界的に飲まれているもので、日本茶はその一つの完成形だということに、改めて気付かされた本。
お茶好きの私はすっかり気に入りました。
コミックを通じて、緑茶の深い世界にどんどん誘われていきたいものです。 -
けっこう面白かったー
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お茶好きにはたまらない。意外と知らない正しい緑茶の淹れ方や作り方、歴史までが大変解りやすくマンガで解説してある稀有な本。 欲を言えば主人公の背景描写はもっと後でいいような気も。ストーリーとしては展開が速いので勿体無い。