戦国妖狐 6 (BLADEコミックス)

著者 :
  • マッグガーデン
4.05
  • (20)
  • (25)
  • (17)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 253
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (161ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861278334

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 第一部完。
    まさかこんな終わり方をするとは……。
    次巻からは、仕切り直してたまの物語が始まるということかな。
    主人公交代?は衝撃だったけど、巻末短編で「たまの物語」に引き込まれたと感じました。
    次からも楽しみ。

    ◆山キック
    スケール感狂っていて、笑いましたw
    演出というか、ページ運びも良かったですw

    ◆たまの物語
    おいおい、表紙誰だよこの美少女はよぉ。
    前巻からたまのヒロイン感を引き上げてくるなぁと思っていたら、ビジュアルから立場まで、まさしく「ヒロイン」になった感じですね。
    迅火に言う「強くなんかならなくてもいいんだ」は、これまでの感想でも述べてきたように、やはり時代的な回答に見えます。
    ひたすらに一人で戦ってきた男の子に「強くならなくていい」と言うのは、つまりもう一人で戦わなくていい、居場所はある、ということなのかなと。
    そうして、男の子の物語はひと段落し、その間戦いの最前線には居られなかった女の子の物語へ移っていく。
    本巻に収録されている短編は、その切り替えとしても非常に良かったですね。
    たまが迅火を見守る立場と思っていたし、義姉弟はたまが言い出したものと思い込んでいたけど、言い出しっぺは迅火だったと。
    続きが気になりますね。

  • 世直し道中の旅はどうしてこんな終わりを迎えてしまったのかと、読み終わった際に思ってしまった。
    闇に近づこうとするあまりに力を求めてしまった迅火。その結果が天災のような暴走に至るとは……


    この巻で印象的な遣り取りは人と闇の在り方について一定の帰結を得た迅火と真介の選んだ道が異なっていた点か
    真介は激闘の中で人と闇を同じであると悟った。だから灼岩に無慈悲なことをしたバリーの死に虚しさを感じもし、霊力改造人間の大本を倒す事を憎しみの終わりと捉えることが出来た
    対して迅火は魂の輝きから人と闇が同じであると気付いても、器が違うと自己を変貌させることをやめなかった
    その挙げ句があの光景なのだろうね


    九尾を操る野禅に勝って研究資料を入手するためには更なる力が必要だった。ここまで真っ当ではない方法で強さを手にしてきた迅火がこの局面においても真っ当ではない方法を選択するのはある意味当然だったのかもしれない
    でも、それは本当に自分を壊してしまう禁忌の領域で有った訳で……

    人から闇になろうとした迅火が神獣になってしまう結末。たまの言葉は既に遅く、迅火の後悔も既に遅く
    遣り切れないままに幕を閉じる第一部。それに続く物語が正体不明の敵として登場した千夜に引き継がれるというのは驚き
    本当に何から何までこちらの想定を超えてくるような物語ですよ

  • 第一部完。
    水上悟志のファンタジー大好きだわ。

  • まさかの第一武官。
    締めになってるなーとは想ったけど。
    でも最初に設定された目的はクリアーされて、さらに山神様越える何かの存在とか、面白そうですね。

  • 黒幕らしきものを圧倒する第三者。。。良い展開です。
    第一部完か。メインキャラクターまたひとり退場させるようだけど、それぞれのキャラクターが立ってるから読者は離れないだろうな。

  • スケールがどんどん大きな話になって来た。第二部が楽しみ。

  • 連続で追い詰められボコられる野禅には「ざまあ」と言わずにおれないが、寂しい結末。これから始まる物語がいよいよ楽しみになる。

  • 妖怪と人が共に往く戦国道中記

    道錬戦が終わり、ついに敵ボス野禅戦だが、連戦で無茶した迅火が暴走して災害を撒く人外と化してしまって第一部完。
    それなりの方をつけてくれることに関しては作者を信頼しているが、誰の納得がどこまで満たされるか。
    二部に期待をかけるとしよう。

  • おおう、こう来たか。バトルしすぎ展開はこのためだったのか…。てか作者はこういう展開好きなのかな、ラスボス的な意味で。

    気になった場面は、たまが暴走迅火を見て「美しいな…」って思うシーン。たまは妖狐なのに戦闘力は皆無。本当は強い闇になりたかったんじゃないだろうか。でもなれなかった。だからこそ暴走迅火が強く美しく見えたし、自分と同じく無力だけどそれでも強い意思を持つ人間を好きになったんじゃないかな。おー、なんか良い線いってね?

    てかバリーの正体は伏線なの?

    読み切りの矛盾てのは、迅火が自分が源蔵の息子ってことを知ってるか否かってこと?だよね。

  • 一部完 バトルの迫力は相変わらず、シリアスの中にある笑いも良い感じ。

全20件中 1 - 10件を表示

水上悟志の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×