悲しみの涙はいらない (DARIA BUNKO)

著者 :
  • フロンティアワークス
3.61
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本棚登録 : 104
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861342608

感想・レビュー・書評

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  • ★3.5。評判通り良いお話でした。じんわりウルッと…。かなり痛いの覚悟してたけど、終わってみれば痛いプレイもないし、痛いというより切ない話だったのかと。不幸だけど健気系というより、現実を淡々と受け入れながら生きて行く強さのある受なのが新鮮でした。攻も良いキャラだったけど個人的な萌えタイプではなく、受が割と早くから攻に特別感を感じるのもストックホルム症候群的なものの延長線上に思えたので、孤独な二人が心を通わせる良いお話だけど萌えはそんなになかったかな。むしろ中井に萌えた!

  • 金融業経営×借金のカタに連れてこられた高校生

    3人目の父親と結婚した母親。経済的にも恵まれた生活をしていた主人公に、義父の会社の倒産がふりかかる。出て行った母親のかわりに暴力を振るわれたあげく、借金のカタとして引き渡されていしまう。
    しばらくは、男性相手の売春を強要されていたが、ふとしたきっかけから、元通りの高校生活を送るようになる。

    じっとりとくらーいペースで話が進んでいくのですが、水原さんお得意の話づくりのおかげてぐいぐいと引きこまれていきます。
    挿絵がカタヤマトモコさんなのですが、雰囲気によく合っているかと思います。
    (この話にはキラキラしい挿絵だと絶対に浮区と思いますので)

    ただちょっとラストのまとめかたが、他の水原作品より雑というか、なんかばばばっと畳みすぎた感もあります。
    そのそっけなさが攻めの性格上だとおもえば納得もできるのですが。

  • 水原さんお得意の痛くて甘くて癖になるお話しです。

  • ★3.75
    読了日:? 出版日:05/2008

  • まあまあです。

  • 不幸にまみれた主人公を、それでも赤ん坊のように無垢だと思いながら、売春させるのはいかがなものか。あと挿絵が残念。

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