- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861343155
感想・レビュー・書評
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とにかく真面目な氷室と遊び方を知っている滝川。正反対とも言える2人の「違い」は見ていて面白い。その違いのお陰か、2人とも楽しそうだし。真面目すぎる自分に自信を持てずにぐるぐると考え込んでしまう氷室が可愛くて、手助けしたくなってくる。滝川が力一杯可愛がるところが目に浮かぶようだった。
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一生懸命紳士する攻めが、あとから読み直すと可愛い。
3P未遂でさぞや焦っただろうな。その後の二人が見たくなるカップル。 -
★5.0。攻×攻ながら、このクールビューティー生真面目な受は潜在的にはネコ。
ワイルドで肉食なバリタチ攻がそんな受をネコとして目覚めさせる話。
受がセックスの悩みを攻に打ち明け、攻が先生として色々とレクチャーしよう…という流れ。
しかし意外にも攻は傲慢オレ様でなく、攻とセフレの3P未遂という荒治療に失敗した後は、友人のように飲みに付き合ったり、ビリヤードを教えたり、割と紳士。
もちろん、明らかに受に好意を持ちさりげなく口説いているわけです。
そんないいオトコな攻に萌え、ネコを開花させた受に萌え。 -
かなり好き設定ですが、エロまで遠いのよ。攻が過去にないくらい格好いいんだ。裏がすけない書き方で。
あれだね、昔南原さんが書いてた、攻に失敗した奴は受にまわるべしって奴だな。 -
攻×攻ですが激しいポジショニング争いはなく、落ち着いた展開でした。抱く側の人間が抱かれる側に、という戸惑いの心情描写が恋情としての進展に絡めて丁寧に描かれていますが、リアルなゲイの世界ではなく独特なBL的思考が前提にあるので安心して読めました。外見は野獣な攻めが意外にも紳士的で優しいというのも目新しくていいのではないでしょうか。それが若干、物足りなさに繋がってはいますけど(笑)