不埒なパラダイムシフト (DARIA BUNKO)

著者 :
  • フロンティアワークス
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本棚登録 : 362
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861345111

感想・レビュー・書評

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  • 不埒なスペクトルのその後のお話。
    人格は20歳までに決まると思ってましたが恋をするとこうも変わるんですかねぇ!?

    丸々のろけ話?? ☆4
    今回は真幸目線で書かれているせいか直隆がめちゃめちゃカッコイイ。
    もうモンタージュの頃の兄の原型は全くないww誰この人?
    まぁ弟の未直も驚くくらいの変わり様ですから恋の力は恐ろしい…。
    兄のエプロン姿とあとがき後のチビキャラは必見です!
    次巻は作中に出てきたおねえキャラ(?)の日比谷のお話のようなので
    そちらも楽しみ♫

  • 『不埒なモンタージュ』
    『不埒なスペクトル』 スピンオフ
    ⇒『不埒なパラダイムシフト』 不埒なスペクトル後日談+番外短編
    『不埒なインセンティブ』 スピンオフ
    『不埒なファシネイション』

  • 勃☆起させながら冷静に直隆理論を解説とか、マキに全☆裸待機させて説教とか、相変わらず直隆は笑かしてくれるwでも、マキが可愛くて愛しくて甘やかさずにはいられないというのもたっぷり伝わってきて幸せ気分で読めました。マキの兄のエピも結末がわかって安心。タカツキさんのイラストもよかった。特に直隆の裸エプロンwそして毎巻のお楽しみになったおまけイラスト、今回も吹き出しました!テントとか耳とかもうw日比谷が気に入ったので是非オネエ攻めでスピンオフ希望♪

  • 不埒シリーズ第3弾

    お兄さん直隆とフリーシナリオライター真幸の続編
    前回すごくおもしろかったので、今回続編ですっっごい楽しみにしてた。
    今回はらぶらぶ度全開でかなり私好みだった(ほぅ)

  • もう、蕩けるくらい甘かったです。良かった♪ちょっとうっとうしい女がでてきますね~!まぁ、甘いだけだと胸やけするかもしれないので、ちょうどヤキモチのスパイスが効いていて良かったかも♪弟カップルの方もチラっと出て来てました。人間ってこうも相手によって人生が変わるんだなぁって思いましたね。ラブラブ最高です♪ラストのタカツキさんの絵もすっごい笑わせていただきました♪

  • ◆ 不埒シリーズ-03

    そもそも未直がメインで始まり、その敵役的立場だった直隆が2作目のメインに躍り出て、更に3作目も直隆がメイン……って、天然にーちゃんが母屋を取った形ですな。

    「このお兄ちゃんはいっそ、未直の担任か、カウンセラーの先生にやられちゃえばいいと思うよ!」[by 著者のご友人]
    「思い込み激しくてはた迷惑なこの兄は、いちど二丁目とかでひどい目に遭えばいい」[by 直隆役の声優さん]
    いみじくも言った……って、こういう時に使うと良いですね!(笑) 私も自然とこういう発想になるなぁ。
    何というか、直隆は『ひどい目にあったとしても、決定的な不幸には陥らない』気がする。だから、キミョーな安心感を持って「ヒドイ目に遭ってしまえ!」と思えるんですよね。(単に私のSっ気が強いだけかもしれないけど)

    天然にーちゃんが傍にいたら、さぞかし楽しいだろうな!
    でも、当事者(直接的な関係者)になるのはパスしたい。こういう方は傍で見ている分には「面白い!」で済むけれど、どんな形であれ、直接に関わってしまうと苦労しそうだ。ホント、はた迷惑な人だろうなぁ(笑)

    幸か不幸か、現実では直隆と直接に関われるわけではないので、これからも生暖かく見守るといたしましょう♪

  • 不埒シリーズ、スペクトルの続編です。
    天然で堅物なのにとてもステキな直隆とラブラブになって、同棲することになったマキの視点での後日談。

    相変わらずマキに対しては強引がっつりのゆるぎない攻めっぷりをみせる直隆に、何故かうれしくなります。
    お帰りなさいのキスを断固として拒む理由とかが、大真面目なわりに馬鹿馬鹿しくて、あまりの実直エロに今回も笑わせてくれます。

    さりげない直隆の裸エプロンに拍手。

    この二人は30代の大人です。そのオトナが、結構あれこれ悩んで、不器用ながらも真面目にちゃんと相手のことを想いあって愛を育てているのがいいです。素直にかわいいと思えます。
    今回、直隆の元婚約者がいやらしく絡んできて、やきもきさせられますが、そういう時直隆の裏表のない言動に安堵させられます。マキがインプラントした理由も切ないですが、家族との確執を少しでも忘れさせたい直隆のやさしさがそんな些細なことにも感じられてじんとします。

    そして、いちおしはマキの周囲の濃くて強烈なお友達です。リアリティ感充分の迫力。特に日比谷さんが忘れられません…大好きなオネエ攻で、シリーズスピンオフを期待しています。

    SSが2本収録されています。未直が兄の恋人に初めて会うエピ。
    スペクトルで直隆は詳細を未直に説明していなかったので、案の定驚かされていました。弟cpも仲よさそうでうれしい短編です。もうひとつはサイト掲載再録で、超甘々なストーリー。

  • 不埒シリーズ3

    直隆の元婚約者、真理子がとっても不愉快。
    この方の作品に時々出てくる救いようが無いほど嫌な人物。
    彼女には、不幸な過去が設定してありましたけど、ちっとも同情できない。
    そして、逆にいい女として出てくるのは、たいてい気風のいいお姉さんタイプかな?今回は、真幸の義姉とそのお友達。

    いろいろ引っ掻き回される二人ですが、直隆の真幸への真面目な一途さは振れることがありませんね。ホンット笑えるほどに。

    スペクトルその後の甘々なお話ですが、足踏み状態ではなく二人の関係はより深まり、真幸とお兄さんの関係も好転の予感という、お話に進展がみられるところも良かった。

    他、2編の短編も面白かった。未直も幸せそうですね♪
    そして、アークティックブルー♪


    基本コメディタッチのシリーズなので、気持ちいい読後感、面白く楽しかった。

  • 直隆さん、こんなにあまあまの人でしたでしょうか?
    前作不埒なスペクトルでゲイの真幸に強姦?されて、あんなに毛嫌いしていたゲイに対して気持ちが解けていき、ついには真幸に付き合って欲しいと言うまでなったけれど。
    鼻持ちならないエリートだった彼が、挫折や失恋を味わって、また男も味わってしまって今迄の考え方が変わったんですね。
    いつも真面目で、恋愛にも相手にも真摯な姿勢を崩さない直隆さん、すっごく良かったです。
    未直を毛嫌いしたあのお兄さんとは思えませんね〜
    それから、まさか直隆さんの裸エプロンが見られるとは、夢にも思いませんでした。
    どちらかと言えば真幸の方が似合いそうですが、案外普通にカレーを温めている直隆さん、素敵なんです。
    直隆さんを、ばっさり振ったあの真理子の登場は頂けませんでしたが、それは直隆さんの真幸への揺るぎない愛を確認できる付箋だったから良しとします☆
    未直と明義のカップルのお話も相変わらずでほのぼのしました。
    真幸を殴りつけて勘当した兄との和解も進みそうですが、今回書かれていませんでしたので次巻でるのかなあ〜出て欲しいです☆
    最後に冒頭に帰宅してシャワーに行こうとする直隆にキスを強請る
    真幸が「いまはまずい。しないでくれ」と断られた訳をタカツキ先生が漫画に書いています。可愛いけれど、可笑しくて笑ってしまいました〜

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著者プロフィール

小説家。3月16日生まれ、九州出身。
1998年、『楽園の雫』でデビュー。
ブルーサウンドシリーズ」や「白鷺シリーズ」「グリーン・レヴェリーシリーズ」など、多くのシリーズ作品を生み出したほか、漫画原案なども手掛ける。代表作として『トオチカ』など。

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