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- / ISBN・EAN: 9784861346064
感想・レビュー・書評
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ウェディングプランナーのお仕事もの。仕事内容が興味深く、作者さんの経験に基づいた描写で、リアル感がありながらも仕上がりはロマンティックになっていて面白かったです。味わいは一昔前の少女マンガっぽいかんじ。
見習いのウェディングプランナーである千早が初めて担当することになったのは、男同士の結婚式。憧れの先輩、上総主任に認めてもらうためにも成功させなければならない、と頑張る千早の奮闘振りが描かれています。
千早が少し子供っぽいところが気になりましたが、そんな彼をからかったり励ましたりして、何かと力になってくれる上総はカッコよかったです。
仕事を頑張るうちに愛が芽生えるというベタ展開ですね。
でも、憧れでもありドラマティックでもあるセレモニーと、そのカップルが男同士ということで、ダブルで盛り上がりがありました。
ちょっと感動しちゃいました…
男同士の結婚式って、なかなかいいですね。
番外編「男子婚ラバーズ」は、その結婚式を挙げた男同士のcp、裕太と蓮の話です。知りたかった二人のなれ初めがわかって、かゆいところに手が届くかんじ。
すんなり、というわけじゃなかったんですね。二人の思いが伝わってくる、いい話でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっと絵が苦手で読むのを躊躇してたんですが、とてもかわいらしく読んだ後に人とかかわって仕事をするって悪くないな、ってふんわり優しい気分になれるなかなかの良作でした。
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雑誌でほぼ既読。この作家さんにしてはエロも(作家さん曰く)ツンデレの攻も大人しめだったw丸々一冊(後ろに式をあげる新郎新夫のスピンも入っているし)だし読み応えもあり、サプライズのところは泣きそうになったw
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挙式したほうのカップルのお話良かった
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購入品
本書を一読して気がつかされたことがある。
ああ、評者である私は「がんばるワンコのような新人くん」についつい萌えてしまいやすいのか、と。
そして、決して他人行儀ではないはずの評者が己の立場をわきまえずに、こういう第一印象を抱くのは果たして許されえる行為なのかと思索したくもなるが、閑話休題。
一見すると、「異性愛カップルにおける結婚のフォーマットを男子同士に配置換えしているだけ」という反感を抱かれそうな始まり方、あるいは進行形態ではあるが、本書における「婚姻」というのは法的契約行為としての婚姻ではなく、民俗行為としての婚姻に的を絞っていることに留意したい(この「婚姻」行為をかなり細分化することができていないのは、異性愛であろうがなかろうが同じことである)。
そのなかで男子同士の「結婚披露宴」をどうやったら奇をてらわずに進行できるのかという悪戦苦闘の記録、としてみることも可能であるしそうであるべきだと考えられる。
そのなかでプランナー(確実に有期契約の定時社員と思われる。というのも本書においては、労働雇用形態がかなり柔軟なものとして位置づけられているからだ)と配膳業務の主任のカップル形成は当人の言うとおり「瓢箪から駒」である。だが、恋愛なんてものはえてしてそうである。「運命」というのは文字通り「創られた伝統」のそれである。
もっとも、作風といい、全体的な進行といい奇をてらってはいないはずなのに(かなりいい加減あるいは飛躍した仕事の描き方をしておらず、業務に対する敬意も十分汲み取ることが可能である)、そのような印象をもたれてしまっている現状はもったいないというほかないだろう。原因はいくつかあるが、すくなくともその多くは作家に由来するものではないだろう。 -
最後の小作品にこの男子婚をした二人のなれ初めがあったところがよかった。どっちのカップルも良かったです!
男子婚の需要って・・・実際あるのかしら? -
もうキュンキュン。プランナーカプも好きだけど、結婚式したカプもいいわあ。