臆病な束縛者 (DARIA BUNKO)

著者 : 魔鬼砂夜花

• フロンティアワークス (2013年8月12日発売)

作品紹介・あらすじ

大学生の有季はゼミの先輩に連れられ、嫌々ゲイバーを訪れる。そこで先輩におしつけられた派手で軽そうな男・要は、有季の大好きな小説家だった。しかも酔っ払った有季は、一目惚れしたと言う彼に「気持ち良いことだけしてあげる」と身体を弄られ、何度もイかされてしまう。見た目に反し、一途で甘やかしてくれる要に惹かれていくが、彼の歪んだ恋愛観から監禁されてしまい-!?

感想・レビュー・書評

[lovenovelsさんの感想 · 2020年3月22日]

派手で好きなように行動しているように見えるのに臆病な要と、可愛い見た目に反して男前な有季。最初は有季のことを、お人好しだなぁ。とか流されやすいなぁ。とか思ったけれど、自分で決めたことは曲げない「強さ」があることが分かってきて、楽しかった。要の過去が原因の「弱さ」で、辛い状況にもなったけれど、それでも要のためにどうすればいいのかを考え続けている有季を応援したくなった。