ほのかに苦くけれど甘く (DARIA BUNKO)

著者 :
  • フロンティアワークス
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本棚登録 : 41
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861346811

作品紹介・あらすじ

人を好きになるという気持ちの判らない恭一は、世間とどこかずれたところがある。そんなある日、どこか人目を引く久瀬に大学で声をかけられた。強引に人の心へ踏み込んでくる彼に、時には脅えながらも、少しずつ心の距離が近づいていく。久瀬に好きな人がいることを知り、覚えた胸の疼きでようやく恋だと自覚した恭一は、決死の思いで彼を誘うが…。ラジオデイズ改題、書き下ろしあり。

感想・レビュー・書評

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  • きゅんとした。末長くラブラブしてほしい。久瀬の昔の男の話が読みたい!あと、店長のラフかっこいい!

  • 「ほのかに」・・・・絶妙なタイトルワードだなぁという感じ。
    アップダウンが少なくてほのかに波が立ったり。

    特殊な環境で中学まで育った恭二は人に対する感情が少ない。家を出て叔父の家で暮らし、環境の違う普通の高校に入って数少ない友達もできた。
    付属の大学に行ったときに久瀬に出会う。
    いろいろと構ってくる久瀬にだんだん惹かれる恭二。
    でも、自分の感情がよく分からないから自分の中で葛藤を繰り返す。

    お互いバックボーンに家庭の悩みを抱えてそこを埋め合うように近づきあう感じ。

    ちゃんとハッピーエンドで良かった。恭二の純粋な気持ちも良かったし、久瀬の根底の臆病さが垣間見えるところもよかった。

    なんというか、ホントタイトルが絶妙で良かった。

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