学習指導要領は国民形成の設計書: その能力観と人間像の歴史的変遷
- 東北大学出版会 (2010年7月15日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861631474
作品紹介・あらすじ
近代国家を創設した明治期の1872年から2010年現在まで、私たちの日本が学習指導要領などを通してどのような人間像を理想として国民形成を図ろうとしてきたのか、これを通史的に分析しました。
感想・レビュー・書評
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(仮説)
人生の一時期をワイルドな環境で意思決定主体となって生き抜いたことがある人は安全保障のセンスをすでに身につけている。そのときのサバイバル体験の記憶はリソースの宝庫。
【発信元として特定されないようにデマを流して相手(A)にダメージを与えようとする人(B)が使うセリフの例】
「あ、そういえば聞いた?AがCって言ってたらしいよ。ムカつかない?」
※C=Bがでっち上げたデマ
「なんか聞いた話だけど、DがAのこと気に入らないって言ってたらしいよ。」
※D=権力者、人気者、…
(仮説)
自分に害を加えてくる相手に報復しない人の中には自分に報復してこない別の相手に害を加えることで憂さを晴らそうとする人がいる。
【理想の報復選択肢が満たす条件の例】
相手の加害行為を抑止できる。
相手との報復合戦を回避できる。
同じ程度のダメージを相手にお返しできる。
成功確率が高い。
失敗したときのダメージが小さい。
コスト(追加で受けるダメージを含む)が少なくて済む。
別の相手による新たな加害行為も抑止できる。
権力機関に処罰されにくい。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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