ほたる館物語 3 (ピュアフル文庫 あ 1-6)

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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861763960

感想・レビュー・書評

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  • どうしてこんなに面白いかな。何の難儀が降り掛かるでもなし、何のハラハラが起こるでもなし、ただ、いつもの通りに時が過ぎ、そして子供が少し大人になる。それだけの事が魅力的。

  • 【あらすじ】
    冬休み―一子と柳井くんは、おばあちゃんから「バイト」を頼まれ、繁忙期のほたる館を手伝っていた。そんな暮れのある日、山菜などを商う「山ばあさん」が久しぶりに訪ねてくる。彼女が金木犀を嫌う理由を聞いた一子たちは、おばあちゃんの悲しい「初恋」についても知ることとなった…。今もっとも注目を集める作家の好評デビュー作シリーズ、待望の第三弾。

    【感想】

  • 軽い。すぐ読める。

  • 文字が大きくて約160ページなのですぐに読める。

    役所に行って「子供」という理由で追い返される場面は、「大人」としてイラっとした。子供の方が責任はないかもしれないけど、受け入れざるを得ない不合理は多い気がする。

    舞台が温泉旅館の理由についても森絵都さんの解説でなるほどと思った。「旅館」をテーマとした作品では『花咲くいろは』が思い浮かぶけど、森さんの解説をもとにすると、舞台は同じでも2作品の方向性、構造は全く異なる感じた。

  • 仕事を頑張っている一子は自分が預かった仕事は一生懸命に最後まで行っていました。いろんなことがある中みんなに聞かないでもできるようになっているのは、やっぱりその家にずっとすんでいるからだと思うし何でも手伝うからだと思いました。やっぱり何でも手伝っていくことができるようになることだと思いました。働いている人が一人でも減ると無意識に不安になっていることも分かりました。いつもいる人でやっていかないとだめなんだと思いました。

  • 2007年5月13日購入。
    2007年8月26日読了。

  • ちょっとずつ内容が深くなってる気が?
    小学生にしては一子ちゃん、ちょっと大人?

  • 主人公に恋する(?)少年の登場。
    彼の両親の離婚問題や女将の初恋などが書かれているが、過去2冊に比べたらインパクトに欠けるような……シリーズとしては完結していないようなので、新しい話が読みたい。

  • 売っていれば買ってしまうシリーズとして定着してしまいました。

  • 20070518

  • 柳井くんがかわいい。良い意味でわかりやすいというか素直というか笑

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著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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