ブルーハーツ (ピュアフル文庫 ま 2-3)

著者 :
  • ジャイブ
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861766350

感想・レビュー・書評

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  • 「いや、僕に誘わせてください」
    ー太田

    太田君にはまた頑張ってほしい。

  • 短編集っぽいから、合間合間の時間に読みやすかった。

    日常の一片を切り出しているからか、確信に触れる前に次の話に移るので少しモヤっとした気持ちになる。
    けど、日常ってそんなもんだよね。
    全てが見えるわけじゃないし。

  • 前の章に出てきた誰かが次の章の語り手になるスタイル。

    面白かったんだけど、話を掘り下げ無い感じがわざとらしくて物足りなかった。章ごとのストーリーが好みだったからちょっと残念。構成も含めて浅野いにおの素晴らしい世界に似てる気がした。

  • 「都会の空に星を下さい とてもきれいな星を下さい」


    恋愛にめんどくささを感じる30代OL、オーディションのために上京した少女、歌舞伎町で新聞配達をする高校生…

    普通の人々の普通の人生
    普通、ではあっても、そこには色々な人間模様がある。

    人が一日一日を生きる中で感じる、愛しさ、切なさ、嬉しさ、苦しみ、憂鬱、希望。
    ブルーハーツの曲がとても似合う、9つの短編+文庫オリジナル1編。

    よく、「現代に生きる若者の日常をリアルに描いた」といったような小説があったりする。それらの中には、単にリアルなだけでしかない、ただそれだけの冗談みたいな小説も存在する。

    だが、この『ブルーハーツ』はそうではない。リアルではありながら、著者の人間に対する優しさがにじみ出ていて、心がどこか和むような…、かといって話はハッピーエンドというわけではない。不思議な読後感だった。


    「ただのリアルさ」以上、「ハッピーエンド」未満な、珠玉の連作短編集。

  • 何よりも表紙が気にいって購入した本。
    中身もあたたかでしあわせな気分になりました。

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