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- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861823817
作品紹介・あらすじ
ひなびた村に心の慰めとして飼われるろばたちを探して訪ね歩き、田舎町の美しい自然の情景や、おだやかな生活を営む人びととの心あたたまる交流をやさしく、ときにユーモラスに語る、詩情に満ちたフランス紀行。各地へのアクセスガイド付。
感想・レビュー・書評
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人との交流の描写が良かった
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ロバが好きで、以前はときどき動物園へ会いに行ったりしていました。ロバといえば〝プラテーロとわたし〟〝わたしのろばベンジャミン〟〝バルタザールどこへいく〟などがすぐに思い浮かびます。なので、書店で見かけたこの本も、直ちに手に取り衝動買いしてしまいました。
高校で国語科教諭をしておられた著者は、定年退職後フランス各地の歩き旅を続けてこられました。本書はフランスの鄙びた村々を、ロバを訪ね歩いた際の記録です。ロバのことはもちろん、旅で出会った人々や美しい自然が、詩情豊かに描かれています。
ロバの魅力は、哀愁をおびた愛らしさにあります。良く知られた親しみのある動物であるにもかかわらず、国内でロバを見かけることはほとんどありません。この本を読んで、また動物園へ会いに行きたくなりました。
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